1月21日(木)、秋田県立中央公園 スカイドームにて、伊東輝悦選手の新加入会見を行いました。

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岩瀬 浩介 代表取締役社長兼強化部長

我々としても延べ23名の選手が決まっている中で、ボランチと言った中盤のポジションでもう1名ずっと探してはいました。伊東選手自身がAC長野パルセイロと契約が終わったということも聞いていまして、私自身もずっと素晴らしい選手だと言うことは存じていましたし、一昨年の長野との対戦で伊東選手が出場されていた中で、本当に気のきくポジショニングであったり潰しどころはしっかり潰してといったところを見ていました。あとはキャリア、経験を含めて評価はしっかりと持っていた中で、すぐにオファーは出したい気持ちはありましたが、我々がおかれているJ2クラブライセンスが持てないという現状の中で、声をかけてもほかのチームに獲得ということになるだろうということは、強化担当をやってきた中で感じておりました。

そういった中で、声をかけられるチャンスが出てきたということで、日曜日の日にお会いし、翌日オファーを出し、昨日お返事をいただいたという状況です。選手としてといった部分は申し分ないキャリア、技術、そして判断能力を持たれているので、そういった部分での戦力としての期待はもちろん、あとは我々の今年の獲得選手を見ると若い選手が多いです。若い選手が伊東選手の背中を見て、伊東選手からいろいろなものを学び、成長度合いを延ばしてもらいたい。若手とベテランの融合で化学変化が起きるといった部分でも期待ができるのではないかなと思った中で、正式にオファーを出させていただきました。
あとは、これまでの経験を踏まえて、この秋田県で考えますとまだまだサッカーは後発的な部分もありますので、色々なかたちでサッカー界に影響力を及ぼしていただければと思います。

伊東 輝悦 選手

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プレーをする機会、場所を与えて非常に嬉しく思っています。ぜひとも、自分自身もまだプレーできるということを証明できればいいなと思いますし、さきほど社長が言ったように非常に若い選手が多いので、若い選手と刺激し合いながらぼくも成長したいし、若い選手も成長して、個々が成長できれば、またチーム力も上がると思うので、そういうところにも少しでも力になれればと思います。
あとは、やはり秋田県のサッカーをもっと盛り上げたいなという思いもありますし、それには更に上で、J2で戦えるようなスタジアムであったり、あとはやはり今言った選手のレベルといったこともありますし、いろいろな面でまだまだやらなければならないことはたくさんあると思うのですけれども、それを少しでも向上させていく力になれればと思っています。

質疑応答

秋田の印象は?

正直言うと寒そうなところだな、という。あとは食べ物がおいしそうだなということです。

経験という意味も含めて、どういうことを伝えたいか?

(伊)ただ、ぼくがいくら言ったところでやはり聞く側というか、相手側の意識がなければいくら言っても無駄なことだと思いますし、前提としては皆が向上心をもって日々過ごすこと。それがあった上で、プレーの面であったり、もうちょっと踏み込んだメンタルの面とかももしかしたらあるかもしれないですが、何か気がつくことがあれば話しをしながら。そうすることによってぼくも成長できると思いますし、お互いによくなれると思います。具体的にこういうことというのは難しくて答えれないですが、そのぐらいコミュニケーションをとれればと思います。

練習を終えての感想は?

(伊)1月半ぶりぐらいにボールを蹴ったので、まずはしんどいなということと、それよりもサッカー楽しいという思いですかね。

秋田からオファーが届いたときの気持ちは?

(伊)それはもう感謝しかなかったです。すぐ飛んできましたから。

どういうプレーをしたいか?

(伊)若い選手とか自分が若いときのような爆発的な力はもしかしたらないかもしれませんが、もっと気がきくようなプレーだったり、ポジショニングや駆け引きなどで十分戦えると思っていますし、あとはチームの戦い方の中でうまく自分の良さを出せたらと思っています。

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