ブラウブリッツ秋田 SDGs宣言
ブラウブリッツ秋田は、持続可能な開発目標“Sustainable Development Goals (SDGs)”の実現に向け、地域及び社会課題を改めて見つめ直し、クラブ一丸となり取り組むことを宣言します。
ブラウブリッツ秋田は、『秋田の笑顔と元気の創出』という理念のもと、「世代を超えて愛され、地域に密着したクラブになる」「スポーツを通じて秋田の活性化に貢献する」「子供たちに夢を与え、秋田の誇りとなる存在になる」をミッションに、これまでも様々な地域貢献活動に取り組んできました。
今、地域・社会が直面する課題に対し、真摯に向き合い、未来を担う子どもたちが夢や希望をより鮮明に描ける環境を実現すべく、これまで続けてきたことを発展、進化させていきます。またSDGs達成のために、市民・県民、各自治体、企業そして学校・各団体など地域のすべてのステークホルダーのみなさまの「ハブ」となり、地域連携のパートナーシップで社会課題の解決に新たに取り組みます。
そして“ブラウブリッツ秋田があったから〇〇”といったことが街中にあふれるよう、皆さまと共に邁進してまいります。
秋田県SDGsパートナー登録について
この度、ブラウブリッツ秋田は秋田県SDGsパートナーとなりました。
SDGsの達成に向けて取り組んでいる企業・NPO/団体・個人のみなさまとともに、秋田からSDGs達成に向けて取り組みます。
また、みなさまにクラブを使っていただくことで、より発展的な活動へと可能性を広げてまいります。
SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」で掲げられた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴールと169のターゲットで構成され、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な分野に総合的に取り組むこととされています。
ブラウブリッツ秋田が目指すSDGs達成に向けた重点ターゲット
ブラウブリッツ秋田ではSDGs17ゴール目標のうち、特に下記6項目を重点的に取り組んで参ります。
【1:貧困】 貧困をなくそう
【3:保健】すべての人に健康と福祉を
【4:教育】質の高い教育をみんなに
【12:生産・消費】つくる責任・つかう責任
【13:気候変動】気候変動に具体的な対策を
【17:実施手段】パートナーシップで目標を達成しよう
また、その他の目標においても、実施できることから始めてまいります。
【1:貧困】 貧困をなくそう
ブラウブリッツ秋田は、子ども食堂やフードバンク運営団体への支援活動を推進します。
2021シーズンより、地元団体と共同での地元食材の寄付や規格外野菜の寄付、フードドライブを活用した支援を実施しています。また、児童養護施設利用者やフリースクール利用者との交流活動、里親制度利用者やひとり親家庭利用者、障害者施設利用者の方々を試合観戦にご招待するなどの支援活動を実施しております。
【3:保健】すべての人に健康と福祉を
ブラウブリッツ秋田は、健康増進に取り組みます。
高齢化社会において世界でも有数の「課題先進地域」である秋田だからこそ、『健康』というテーマに取り組んでいくことが必要であると考え、健康体操教室や管理栄養士により栄養指導、大人のサッカー教室などを実施しています。
ブラウブリッツ秋田を通じた健康寿命の延伸、県民一人ひとりの医療費削減、ひいては行政の社会保障費削減を目指し、自治体、地元企業、各種団体とともに持続可能な社会づくりに寄与していきます。
【4:教育】質の高い教育をみんなに
ブラウブリッツ秋田は、子どもたちが夢を描ける環境づくりに取り組みます。
次世代の子ども達に夢や希望を持ってもらうべく、選手らによる「夢を持つことの重要性」を伝える授業などを行い、教育機関や行政と連携しスポーツクラブならではの授業を展開しております。
【12:生産・消費】つくる責任・つかう責任
ブラウブリッツ秋田は、フードロスやゴミの削減に取り組みます。
2021シーズンより規格外野菜を購入し、ブラウブリッツ秋田ユース寮にて食事提供を行っております。
更に、ホームゲーム会場において「ブラウブリッツ秋田マルシェ」を実施、秋田県産の野菜の販売や規格外果物の販売を行っており、その売れ残りを子ども食堂への寄付することでフードロス対策を行っています。さらに、ホームゲーム会場を活用したフードドライブで、家庭で余った食べ物や生活用品を持ち寄り、地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動を行います。
【13:気候変動】気候変動に具体的な対策を
ブラウブリッツ秋田はスタジアムを通じたエコ活動及びエコ意識向上の啓発を推進します。
2015年より小学生を対象に、サッカーをしながらエコを学べる「ecoサッカー教室」を実施しています。また、同年よりホームゲーム会場にてペットボトルキャップの回収運動を行いNPO団体に寄付しています。このことによって、ゴミを減量することによってCO2削減を削減すると共に、ペットボトルキャップのリサイクルで得られる費用がワクチンとして世界の子どもたちの健康に役立つ形となっています。
また将来的には、ホームゲーム会場の使い捨てプラスチックゴミをゼロにするとともに、エコ・リサイクル活動及びSDGs意識の向上に向け、様々な活動に挑戦していきます。
【17:実施手段】パートナーシップで目標を達成しよう
ブラウブリッツ秋田では、SDGsパートナーを募集しています。
SDGsの理念に沿いながら、持続可能な地域・社会づくりの実現に向けて、ブラウブリッツ秋田と共に活動実施やご協力いただける企業・団体等を募集しています。