ブラウブリッツ秋田がホームタウン事業の一環として活動を続けている夢授業。
3月5日(火)秋田市立仁井田小学校にて6年生107名を対象に「夢授業」をおこないました。
今回、夢授業を行ったのは仁井田小学校の卒業生でもある熊林親吾選手です。

小学校5年生の時にJリーグが開幕し、卒業文集で「将来Jリーガーになる」という夢を書いた熊林選手。
その夢を叶えるために中学時代の大怪我でも頑張ることが出来たり、高校選びの際でも『秋田県で1番強い高校』を選び進学しました。Jリーガーになるために一生懸命努力を続け、年代別の日本代表にも選ばれ、高校卒業時に「Jリーガー」という夢を叶えることができました。

熊林選手は子ども達に「夢をもつこと」と同じくらいに『夢のためにどうするべきか?』ということも大事であるということを何度も話していました。

しかし12年間でJリーグ340試合出場という輝かしい功績を残せた熊林選手にも後悔していることがあります。
それは『プロ選手になるという夢を叶えた後に続く“新しい夢”を持つことがなかなか出来なかった』ということです。『新しい夢を持っていたらもっといい選手になれていたかもしれない』と悔しながらに話していました。

そんな熊林選手には新しい夢ができました。それは『子どもに夢を与えられる環境を作りたい』ということです。
そのためには『秋田にJリーグチームを作ること』が大事であり『秋田にJリーグチームが出来ることで子ども達が夢をより身近に感じることが出来る』と話していました。
『夢を実現するために秋田にやってきた』と語る熊林選手の一言一句に子供達も真剣に耳を傾けていました。

授業の後半には子ども達にも『夢』を聞き、『そのためにどうするべきか?』を発表してもらいました。
熊林選手は子ども達の『夢に向かうの取り組み方』に対してアドバイスをしました。
子ども達にも『夢を叶えるためにどうするべきか?』ということの大切さを感じてもらえたと思います。

今回の夢授業実施にともない、仁井田小学校の教職員の皆様にご協力をいただきました。ブラウブリッツ秋田はこれからもホームタウンでの活動を行っていきます。