1月17日(木)14時より、秋田市八橋運動公園球技場において、新監督・スタッフ、新入団選手の記者会見を行いました。
記者会見の内容をレポートします。
岩瀬社長挨拶
本日はお集まりいただきましてありがとうございます。
リリースをさせていただきましたけれども、今シーズンの新加入選手並びに新監督、新ヘッドコーチを本日発表させていただきます。
人選に関しましては、ゼネラルマネージャー、監督のチーム側としての戦術、戦略等は共有して入る中で、私自身クラブとしてここ数年間の成績に対する反省、そして、私も7年秋田にいる中で感じた秋田県民の皆様を魅了できるようなサッカーを表現出来る選手達をGMを中心に集めました。
そういった中、やはり県内選手の力が必要だと強く感じ、先日記者会見を行いましたが秋田県出身の「熊林親吾」の獲得、また若手で育成型の方針に基づいて、もう一人西目高校出身で仙台大学の「木内瑛」を獲得いたしました。非常にクレバーな選手で今後の更なる成長にも期待しています。
その他にも、現在の正GKを脅かす存在となる能力を持つ神戸国際大学の熊野一樹。
サイドバックでありながら積極的な攻撃参加が得意で自らもゴールをあげられる大森啓生。
非常にキレのあるドリブルを見せ若手のホープとして期待する専修大学出身の牧内慶太。
見た目は非常におとなしめに見えますが、優れたドリブル能力を持つ比嘉雄作。
底知れぬ運動量で中盤の活性化が期待でき、ゴールの演出が得意な半田武嗣。
昨シーズン佐川印刷SCでブラウブリッツ秋田を苦しめ、シーズン12得点を上げた平井晋太郎。
JFLでの経験が豊富で、冷静な判断でディフェンスラインのリーダーとして期待する初田真也。
元ブラウブリッツ秋田で更なる飛躍が期待で、チームを背中で引っ張れ、チームのムードメーカー的存在の菅原太郎。
そして、先日記者会見を行いましたが、Jでの経験と実績、とにかくその熱い思いを体現できる熊林親吾。
以上、1月17日現在で10名の新加入選手を獲得したことを発表します。
先程秋田県民を魅了するサッカーと申し上げましたが、今までのパスサッカーを基盤とした、とにかくアグレッシブで見ている方々がわくわくするようなサッカー、攻撃守備ともに自分たちからアクションができるようなサッカーを目指して「勝利」を来場者の皆さんに提供していきたいと思っています。試合において夢や希望、感動を届けたいと思います。
そのようなサッカーをチームとして指揮し、若手育成、そしてチームを年間通して発展・成長させることができる監督として、今回JFLからJリーグへ昇格させた経験を持ち、また当クラブのようにまだまだ発展途上なクラブとともに歩んでいける監督として「与那城ジョージ」監督を招聘しました。
各選手挨拶
DF 木内 瑛
自分のプレイの特徴は読みを生かしたディフェンスだと思っています。地元が秋田ですので、少しでも貢献できるようにこれから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
GK 熊野 一樹
プレイの特徴はコーチングとシュートストップを見てほしいです。よろしくお願いします。
DF 大森 啓生
アグレッシブなオーバーラップが自分のセールスポイントです。よろしくお願いします。
FW 牧内 慶太
セールスポイントはドリブルからのシュートやパスを見てほしいです。よろしくお願いします。
FW 比嘉 雄作
ブラウブリッツ秋田の一員として、しっかり誇りを持って戦っていきたいと思います。よろしくお願いします。
MF 半田 武嗣
チームのために精一杯頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
FW 平井 晋太郎
少しでもチームに貢献できるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
DF 初田 真也
一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。
FW 菅原 太郎
※会見は欠席、コメントのみ。
大好きな秋田で再度プレーできることになりうれしく思っています。
ブラウブリッツ秋田を離れていたこの2年間で様々な経験をさせていただき、サッカー的、人間的にも成長できました。
この経験を少しでもチームのJリーグ昇格の力にできればと思っています。
古賀隆一ヘッドコーチご挨拶
今シーズン、ブラウブリッツ秋田のトップチームヘッドコーチに就任いたしました古賀隆一です。
指導者として、こういう場を与えてもらったチームに感謝し、与那城ジョージ監督を全力でサポートし、できるだけいいチームをつくれるように、いい雰囲気をつくれるように精一杯努力していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
与那城ジョージ監督ご挨拶
こんにちは、与那城です。
去年の末から少しお話をしながら、社長ともお話をしながら、秋田に行こうという事になりました。
で、秋田に行くという事が決まったときには、自分は全力で秋田のために頑張ろうという気持ちになりましたので、練習が始まりましたら、また皆で話し合いをしながらできるだけいいチームが作れるようにみんなで頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
質疑応答
どのようなビジョンをもって、どのようなチームをつくりたいと考えているのか?
社長とも話をして、とにかく3年間を目処にいいチームをつくろうと。いいチームを作ろうと言ったときには、やはり見に来たお客さんがまた見に来たいという試合の流れができたらと思っています。最終的には、皆に好かれるチームになって蹴ればと思っています。
3年計画ということか?
【岩瀬】ブラウブリッツ秋田のJリーグへのビジョンが3年計画という事ですので。監督との契約という事であれば、1年間1年間の私達の目標がありますので、その3年間の中での1年間といったところですね。
どういったサッカー、スタイルを見せてくれるのか?
すばらしい選手がたくさん集まったという事も聞いたし、彼らと練習を初めてそれを見ながらという事もあるが、自分の中では、自分たちから仕掛けるようなサッカーをしたいと思っています。アクションサッカーですね。それができるようにしたいですね。
読売クラブでずっとサッカーをやっている中でしたが、パスサッカーということか?
後ろからの組み立てはしっかりしていきたいですね。パスサッカーでもショートパスだけではなくて、やはり大きなサイドチェンジもしながら、スピードアップもしながら、ものすごく単純というか、簡単というか、そういうアグレッシブなサッカーをできればと思っています。ときにはやはりドリブルも入ったり、少ないタッチでボールを回せるように、また狭い局面での奪回、サイドチェンジをしたらスピードチェンジをして外側からクロスで入ると。クロスが入ったらそれなりのエリアの中でそれなりの人数も必要ですから、攻守の中でも早くして。本当に難しくないサッカーの中で、いかにうまくできるかということですかね。それをできるようにしたいです。
昇格に向けてチームに何をインプットしていくか?
どのカテゴリでもいいチームを作ろうと思ったときに必要なのは団結力だと思っています。いいときは何も言わずに皆頑張ってくれますが、そうではないとき。特に夏はものすごく暑く調子が出てこないという事もああります。そういうときが成長の一番大事なことだとも思っています。そこをうまく、みんなで力を合わせ、短時間で乗り越えてる、それだけの成長が伺えるかと思っています。
ですから、昇格もそうですけれども、どの年でも、昇格は3年後に昇格を狙うとしても、毎年毎年そんな団結力のあるチームができれば自動的にチームとしても成長するし、選手としても個人としても成長しますので。そこは選手の協力やクラブの協力がなければ何もできませんので。クラブは全面的に協力すると約束をしてくれましたし、選手達に対する呼びかけはしたいです。
とにかく協力をしてもらって、皆で同じ方向を向いて頑張ると。その中で皆で細かい所は修正しながらやっていければと思っています。
団結を高めるために率先してやっていきたいことは?
自分が一番大事にしている事は雰囲気です。練習の雰囲気ですよね。
おととい初めて事務所へ行き顔合わせをした所で、ものすごく気持ちいい受け入れ方をしてもらいました。これは、自分も頑張らなくては行けないな、と思いました。そこが、大きなポイントになるかなとも思っています。明るいというか、いい雰囲気でサッカーをやれば頭も動かすと思いますし、そういう雰囲気でなければただこなしてしまう、それも好きではないので。
秋田のチームを選んだ理由は?
最初は新里GMから電話があって、秋田の話をしてもらって、社長とも話をして。
結局は何を話してもらおうかという事だと思います。寒い所、雪がいっぱいあるというところ、1月2月は練習ができない…でもやはり、話をしての中で大事にしてもらえるチームだという事は感じました。おととい事務所に初めて顔を出してフロントスタッフと会ったときに、そういう雰囲気は自分が感じましたので、来てよかったなと感じました。このチームのために、このクラブのために、この選手のために、自分の全力を尽くさなければならないな、と感じました。
冬場は練習ができないということだが、その点については?
昨日、いろいろな所へ連れて行ってもらって、広い体育館もありますし、人工芝のスペースもありますし。それほど広いスペースではないですが、選手達は話を聞くとずいぶん走り込んでいるようですので。狭ければ狭いなりにやる、という事になりますね。
順位の目標や、開幕への意気込みを
開幕まで時間がたくさんある訳ではないですが、全力を尽くして開幕戦を迎えるようにしたいですね。その中で何が大事かというと、選手とよく話をし、いい雰囲気をつくり。そこからチームを成長を伺いたいなと思います。