2007年の夏、所属していたクラブが経営破綻し、大好きなサッカーが続けられない状況になった。いくつかの
クラブで練習参加させてもらったが、契約には至らなかった。引退も考えた時期に手を差し伸べてくれたのが
TDKサッカー部だった。
選手としてサッカーが出来る喜び。整った環境。そのときは企業クラブだったが、この環境でJリーグを目指せ
たらどんなに素晴らしいことだろうと思った。その後、3年間のJリーグでのプレーを経て、今度はJリーグを
目指すブラウブリッツ秋田に帰ってくることが出来た。選手としてプレーしたことのあるクラブに帰って
こられる喜びほど嬉しいことはない。
サッカーや取り巻く環境は変化してもサッカーが好きで探求する強い信念という部分に変わりはない。
今、強く望んだことが将来における「強さ」、「形」を作り出すと思っている。1日1日を大事にし、
サッカーが出来る喜びを噛みしめてブラウブリッツ秋田のJリーグ昇格という目標に全力を注ぎたいと思う。