10月4日(火)に羽後町立高瀬中学校で比嘉厚平選手が「夢授業」を実施しました。

比嘉選手の夢授業は2部構成となっており、前半は生徒たちと体育館でボールを使って運動を行いました。
前後左右にジャンプする比嘉選手と一緒の動作を取るというウォーミングアップから始まり、5人程で列を
作ってみんなの体の間にボールを挟みながら前に進んでいくという運動を行いました。

高瀬中学校に到着する前から緊張したいた比嘉選手。生徒たちと一緒に体を動かすことで、少しずつ緊張が
ほぐれてきたみたいです。運動のラストはミニゲームを行いました。比嘉選手がなかなかボールに触ること
が出来ないくらい生徒たちはアグレッシブにプレーしていました。


2部構成の後半は講堂に移動し、比嘉選手の夢についての話です。一緒に運動したことで、生徒たちとの
距離が確実に縮まった比嘉選手。生徒たちも比嘉選手の話を熱心に聞いていました。
サッカーを始めたきっかけから話を始めた比嘉選手。柏レイソルジュニアのセレクションに合格し、順調に
ジュニアユースやユースに昇格していきます。そして、念願のトップチームに昇格。しかし、順風満帆の
サッカー人生を変えてしまったのが度重なる大怪我でした。怪我をしてしまった際の悔しかった気持ちは
生徒たちにも間違いなく伝わったはずです。


比嘉選手が今回の夢授業を通じて生徒たちに1番伝えたかったことは「強い気持ち」を持つこと。
大怪我を繰り返しても強い気持ちを持ち続けることが出来たから、1度もサッカーを辞めたいと思ったこと
はなかったそうです。

夢授業が終了したら最後に生徒たちと記念撮影。この頃になると比嘉選手は生徒たちの心を完全に掴んで
いました。記念撮影で並ぶ際、比嘉選手の近くに並んだ女の子たちから「キャー!」という歓声が生まれ
ました。その後、全員へのサイン会も実施して夢授業は終了となりました。



高瀬中学校のみなさん、ありがとうございました。

また、今回の夢授業の画像が羽後町のホームページに掲載されています。そちらもご覧下さい。
羽後町ホームページ→こちら