ブラウブリッツ秋田では、この度ユニフォームスポンサーの「JA全農あきた(全国農業協同組合連合会秋田県本部)」様と共同で「元気わくわくキッズプロジェクト」を行うこととなりました。
それに先駆け、6月19日(金)に秋田県庁 県政記者会見室において会見を行いましたのでお知らせいたします。

この「元気わくわくキッズプロジェクト」は、お互いが持つコンテンツをリンクさせ、地域貢献活動の一層の充実をはかっていくため、小学生を対象とした食農教育の取り組みを実施するものです。

全国農業協同組合連合会秋田県本部 県本部長 杉山昌史様

JA全農あきたは、地元プロサッカーチーム「ブラウブリッツ秋田」とは、ここ数年にわたりユニフォームスポンサーとして活動を支援するなど、連携をはかっています。
ブラウブリッツ秋田は、その企業理念として掲げる「地域密着」を念頭に、選手による秋田市内小学校への給食訪問などの地域貢献活動に一層力を入れられているとともに、若年層を対象としたサッカースクールをつうじ、競技技術の向上のみならず、子供の心身の健全な成長を支援する活動をおこなっています。
また、JA全農あきたもSR活動の強化、特に「スポーツ=健康=食=全農」をキーとした各種スポーツ大会への協賛や、小学生への食育教材(クリアファイル)の提供による農業・食への理解促進活動をすすめています。
ここで、「次世代を担う子どもたちの健全な育成」といった、ブラウブリッツ秋田とJA全農あきた双方にて求めている目標が一致していることから、お互いが持つコンテンツをリンクさせ、地域貢献活動の一層の充実をはかっていくため、小学生を対象とした食農教育の取り組みを実施する運びとなりました。
このような取り組みをきっかけに、サッカーの広がりとともに食の大切さに興味を持っていただければと思います。

株式会社ブラウブリッツ秋田 代表取締役社長 岩瀬浩介

このプロジェクトでは、ブラウブリッツ秋田で実施をしている「サッカースクール」のスクール生を始めとした県内の小学生を対象として、「農業」や「秋田の農畜産物」に関わる様々な活動を通じ、小学生世代の心身の育成につながる取り組みを行います。
具体的に、一つ目は「農業に関する様々な体験」です。
農産物の生産・収穫といった体験や、田んぼ等に生息する生きものにふれることなどを通じ、普段口にしている食べ物がいかにしてつくられているか、いかに手間をかけてつくられているか、また田んぼがもつ多面的な機能などを理解し、生産者への感謝の気持ちと、食べ物を大切にしようとする意識の醸成につなげたいと考えています。
二つ目は、「県産農畜産物を使った料理体験」です。自分たちで収穫した食べ物や地元秋田で生産されている様々な農畜産物を材料として、自ら料理をして食べることにより好き嫌いをなくし、健康な心身の成長や地元への愛着心の育成を目指します。
そのほか、関連した取り組みの広がりを進めます。
スポーツと農業はリンクしづらい部分はありますが、我々の長所としてのスクール生が300人以上いるなかで、秋田を代表するプロスポーツチームとして食の大事さを伝えていきたいと思っています。我々がいくら田んぼをやろうとしてもアマチュアなのでなかなか難しい部分があります。JA全農あきた様と一緒に活動を行うことで、最大限の効果が期待できると思っています。さらに、これがクラブとしてJリーグの地域密着といった部分が体現できるとも考えています。
最後に、JA全農あきた様には、今回このようなこの機会をいただき感謝しております。

今後「元気わくわくキッズプロジェクト」では、野菜収穫と県産食材を利用したカレー作り体験、親子を対象とした食育教室、お米の収穫体験、ブラウブリッツ秋田のホームゲームでお米の贈呈などを行う予定です。