与那城ジョージ監督のコメント
立ち上がりからボールがよく回り、いい時間帯に1点目も取ることができました。
後半、相手は一人足りないという中でしたが、20分頃まではそれでも厳しい部分がありました。
2点目が入ってから中盤が空いてスペースもでき、その中で攻撃に入ることができたということがよかったと思います。
質疑応答
一番の勝因は?
少しずつボールがよく回るようになって、アタッキングゾーン(グラウンドの1/4あたり)から少しずつ攻撃的に気持ちがなり始めたなと感じます。このゾーンでアグレッシブにやってもらったことが、いい結果に繋がったのかと思います。
前回のソニー仙台FC戦を経ての対策は?
いつも通りの練習の中で、とにかく後ろから組み立て、皆でよくボールを回しながら、しっかり組み立てをしようと。それが上手くいったのだと思います。選手たちがいろいろな形をつくりながら攻め上がり、またいろいろな形でキックをしながら相手をちょっと走らせることができ、いいゲーム展開だったなと思います。
真ん中でボールを集め、サイドにボールを散らして、プレッシャーを受けて、またサイドチェンジをしながら、その中でもボールをつなぎながらのサイドチェンジと長いボールでのサイドチェンジを組み合わせていたので、見ていてもいいなと感じていました。
ハーフタイムの指示は?
1-0で勝っていて、なおかつ相手は1人少ないということもありましたので、そうなると一番怖いのは気持ちですよね。相手が10人だからといって気持ちを緩めていいのかということになりますが、それを自分が言う前に選手たちが「とにかくいい入り方をしていこう、皆で頑張っていこう」と声をかけていました。実際に後半最初の20分間少し苦しい点はありましたが、少しずつ相手の運動量も落ちたということもあって、スペースもたくさんつくることができ、すごくよかったです。
チームへの手応えは?
何回かターニングポイントがあり、それから少しずつボールの回し方がスピーディーになったり、またスローになったり、この組み合わせが非常によくなってきたと思います。また、長いボールも入り、中のボールも短いボールも入り、縦横いろいろな質のボールが飛ぶようになりました。この6ヶ月間を考えたときに、選手たちはよく頑張ってくれているなと思います。
ターニングポイントが何回かあったというが?
一番最初は、6月23日(日)のFC琉球戦ですね。確かに結果的に最後追いつかれて2-2になったのですが、前半は本当に素晴らしい内容で、オンとオフのスイッチがはっきりしていて、暑い中よくああいうサッカーができたなと思っています。自分も今日の試合にはとてもかけていました。第二のターニングポイントが今日かと思っています。
いい勝ち方もできましたので、チームとしてもう一回り成長できたなと思っています。