与那城ジョージ監督コメント
立ち上がり2、30分はとてもタフな試合になっていて、押されている場面もたくさんありました。それでも自分たちの今やろうとしているものが徐々に出てきて、ボールがよくまわるようになって、前半の一番いい時間帯に点も入りました。
後半は12秒で失点がありましたが、選手たちは落ち着いて自信を持ちながらボールをまわして、いい時間帯でまた得点が入りました。最後は逃げきることができたという感じがして、とてもいい試合だったと思います。
質疑応答
熊林選手を欠く中、チームとして気をつけていたことは?
もちろん熊林選手の代わりはいません。ですから、メンバーに入った選手は入った選手でその人の特徴を生かそうと思っていました。誰かの代わりというわけではなく。
結果的にいい勝ち方ができてよかったと思っています。
前半押されていた中で、流れが変わった時間帯の要因は?
我々がやっているサッカーは、ボランチのところでボールを集めようというものなので、どの相手と戦ってもそこを潰しにきます。でも、我々はそれでやっていきたいと、そのマークを外したいと思っています。外すことができれば、またいろいろな展開ができます。今は、ボランチでのボール回しを磨きたいと思っているところで、選手たちもこのことに対してに対してとてもよいパフォーマンスをしてくれています。
相手にとっては潰しやすいゾーンなのでとばしてきます。苦しい時間が続く事になりますので、みんなで集中力をきらず、一生懸命ボールを追いかけて、守備をしているからこそ少しずつ体が温まり、エンジンがかかってきた時間帯だったと思います。
丁度ボールがよく回っているときに得点ができて、少しずつ相手も足が止まってきたかなということもありました。
ホーム負けなしについて、どのように受け止めているのか?
いろいろな思いはありますが、サポーターにいい一日を与える事ができればと思っています。
サポーターの皆さんは、特別な思いがあってこのチームのサポーターになってくださっているような気もしますし、何があっても応援してくれますし、いい時間帯はどこのサポーターも応援してくれますが、こちらのサポーターは時間帯があまりよくなくても、例えば今日の最初の2、30分はサポーターから見れば消極的な試合運び思われても仕方がないと思いますが、決してそういう思いはなく試合を運んでいます。
そのなかで、サポーターはすごく背を押してくれていますので、皆さんにはいい思いをしてもらって、「試合にきてよかったな」と思ってもらいながらに帰ってもらえればと思っています。
自分よりも、選手たちはより強い思いを持っていると思います。
特に在籍の長い選手たちは、その思いがあると思います。いつも彼らから聞いているのは、うちのサポーターは最高だということです。
ですので、そういう意味でも喜んでもらいたいと思っています。