ブラウブリッツ秋田のスポンサーである「東京メディカルスポーツ専門学校」様のご協力により、5月16日(水) 秋田県サッカー協会2種委員会(高等学校)の皆様に対し、応急処置講座ということでバンテージの使い方とAEDについての講習会を開催いたしました。

東京メディカルスポーツ専門学校様より、阿部 健(あべ たけし) さん、鳥海 崇(とりうみ たかし) さんが講師として参加していただき、それぞれバンテージの使い方とAEDについてを講習して下さいました。

まずは阿部さんによる東京メディカルスポーツ専門学校の紹介です。

そして、鳥海さんによるバンテージの講習が始まります。

トレーナーのいない学校も多い中、バンテージはテーピングよりも安価で、利用しやすい点から、今回東京メディカルスポーツ専門学校様が講習用のプログラムを組んでいただきました。
今回のバンテージの対象は足首です。

「フィギュアエイト」といった基本の形と「ヒールロック」というかかとを固定する形を教えていただきました。

実際の参加者の方の足を使って、熱心にお伝えする鳥海さん。

その後、2人1組になって皆様実際に行ってみます。
鳥海さんも細かく指導にあたります。

バンテージ講習終了後、AEDの講習に移り、阿部さんに替わります。
AEDでまず重要なことは、その認識にあるようです。
最初の数分で如何に迅速に対応できたか、1分につき生存率が10%ずつ下がるというその現実をしっかり受け止めることが必要だそうです。


実際に、AEDを利用したとしても心臓マッサージと人工呼吸を続ける必要があります。
成人男性でこのマッサージを続けても、もって1分。実際に救急車が来るには10分程度の時間を要します。
つまり、1人だけがAEDやマッサージを行えたとしても不十分。
本日ご参加の高校の先生だけでなく、チームメイトやマネージャーなど、全員ができるようにしておかなければ、心停止した人を救うことはできない。この認識を阿部さんが強く訴えていらっしゃいました。

実際のAEDの利用方法についても、熱心にお伝えいただき、雨天時にどう利用するかなども丁寧に教えていただきました。

参加されたそれぞれの高校の先生方も、非常に熱心に参加していただき1時間という短い講習会ですが、非常に熱気あふれるまま終了いたしました。

ブラウブリッツ秋田は、東京メディカルスポーツ専門学校様と今後もこういった活動を行ってまいりたいと思います。東京メディカルスポーツ専門学校様でも、随時このような講習会を開催しているそうです。

また東京メディカルスポーツ専門学校様には、「トレーナーになりたい」と、毎年秋田から何名もの方が入学しております。ご興味がある方は以下をご参照ください。
http://www.tokyo-medical.ac.jp/