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このたびブラウブリッツ秋田 U-15Bでは、3月24日(月)〜4月1日(火)の日程でドイツ遠征を実施しました。
3月24日(月)
初日の移動は、秋田からバスで出発し、羽田空港からハノイ経由で合計26時間程の移動となりました。
フランクフルト国際空港に到着後、ホテル近郊で軽運動を行いました。
その日の午後には早速、SV Waldhof Mannheim 07 U-15とトレーニングマッチをして0-6で敗戦。
点差はつきましたが、選手たちは課題を前向きに捉え翌日に備えました。
TRM vs SV Waldhof Mannheim 07 U-15
0-6(0-4、0-2)敗戦
3月26日(水)
午前のトレーニングで前日の課題を修正し、午後には 1.FC-TSG königstein U15とトレーニングマッチ。
体の大きい相手に対して、試合の中で順応していき、良い時間帯もありましたが大差での敗戦になりました。
体格差はもちろん、技術やインテリジェンスの差に対して喰らい付いた80分間は、選手たちにとって充実した時間となり、手応えを得た試合となりました。
TRM vs 1.FC-TSG königstein U15
1-9(0-4、1-5)敗戦
得点者:佐藤友人
3月27日(木)
この日も、午前トレーニングからスタート。
前日の課題をもとにトレーニングをし、午後にはまた試合ができるという環境はとても有意義でした。
午後はSV Darmstadt 98 U14とトレーニングマッチ。
今回の遠征で唯一の同年代との試合で選手たちはより一層気合いが入っていました。前半を3-1で折り返しましたが、後半ラストプレーのCKで失点。
結果は3-3のドローとなりました。
選手たちが泣いて悔しがる姿は真剣勝負を物語る光景となりました。
TRM vs SV Darmstadt 98 U14
3-3(3-1、0-2)引き分け
得点者:成田暖空×2、赤川榮希
3月28日(金)
午前のトレーニングを行い昨日の試合の振り返りをしたのち、午後はSpfr Eisbachtal U15と今回の遠征最後のトレーニングマッチを実施しました。
前日までと違い、優位に立ちゲームを進められたギャップからか、前日までの熱量が感じられないゲーム展開で自分たちの甘さを痛感する機会となりました。
前日と同様に試合終了間際に失点を許し、2-3の敗戦となりました。
TRM vs Spfr Eisbachtal U15
2-3(1-1、1-2)敗戦
得点者:佐藤友人×2
ドイツでのトレーニングマッチで得た課題と経験を、今シーズン戦う「みちのくチャレンジリーグ」に繋げていきます。
3月29日(土)
この日は、現地の観光とブンデスリーガを観戦しました。
午前はハイデルベルクを観光して、ヨーロッパの文化を実際に感じることができました。
午後はブンデスリーガ1部のホッフェンハイムvsアウグスブルグの試合を観戦し、現地の臨場感とサポーターの熱気を間近に感じることができた時間となりました。
3月30日(日)
U-17世代のマインツvsバイエルンミュンヘンの試合を観戦。
同世代の選手も出場していたこの試合を観戦して、新たな気づきを得ることができました。
3月31日(月)
とうとう充実したドイツ遠征も終わりを迎えました。
選手たちは待ち受ける長時間移動に気合いを入れてフランクフルト空港を出発しました。
4月1日(火)
4月1日(火)の夜中、長時間の移動を経て、無事に秋田に到着。
長いようであっという間のドイツ遠征は終了となりました。
今回の遠征は、クラブとして初めての海外遠征となり、また海外に行くのが初めての選手がほとんどだったため不安なことが多い中での実施となりましたが、コーディネートしていただいたWorld Football Connectionの皆さまの手厚いサポートもあり、選手たちにとって素晴らしい経験となりました。
毎試合後、選手たちが日本からのお土産を渡して、つたない英語とジェスチャーでコミュニケーションをとる姿が印象的であり、この経験が英語や多国語への興味に発展してくれることと思います。
サッカーの部分では、コーチの指示を待たずに選手たちで試合中に改善する姿勢や大差がついても戦い続けた姿勢は、今後に活きる成長だったと感じています。
今回の遠征で感じたことを基準とし、スタッフも選手も日々の練習を大切に取り組んでいきます。
最後になりますが、本遠征は「Jリーグアカデミー活動助成金」を活用して実施することができました。
Jリーグをはじめ、今回のドイツ遠征にご協力いただいたすべての皆さまに感謝申し上げます。