いつもブラウブリッツ秋田を応援いただきありがとうございます。
12月17日(火)、秋田令和高校にてブラウブリッツ秋田U-18に所属するGK 堀内智葵選手(秋田令和高校在学中)の、2025シーズントップチーム昇格内定記者会見を行いました。

岩瀬浩介 代表取締役社長

今回、堀内智葵選手について、アカデミーから5人目のトップチーム昇格が決まりました。秋田令和高校の校長先生をはじめとする先生方、そしてご家族の協力なくして、トップチームへの昇格はできなかったと思います。
特に学校の皆様にはトップチームの練習の参加といった面でご協力をいただきました。今年初めの高知県キャンプから定期的にチームの練習に参加をする中で、トップチームの内定と判断した次第でございます。
まだまだ伸びしろがある選手ではありますが、特にディフェンスの裏に出たボールに対する俊敏さや、勇気を持って面でゴールを守るたくましさ、勇敢にボールに向かう姿、ここに関しては本当に他のトップチームの選手とも大差ない部分です。
シュートブロック、そしてクロスに対する対応など、これからまだまだ努力をしなければいけない部分はありますが、この地域のスター選手として、そして県内の皆様がブラウブリッツ秋田から巣立った選手として多くの声援を送ってもらえるようにしっかりと育てていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

秋田令和高等学校 校長 相原 浩嗣様

本校は5年前に新校舎の移転に伴って、女子校から共学化し、校名も和洋女子高等学校から秋田令和高等学校へと改名いたしました。現在、全校生徒は702名で、秋田県内では2番目に生徒数の多い学校となっております。
本校の大きな特徴としては、生徒の興味関心や多様な進路選択に合わせて、2年生から6つのコースに分かれております。
進学コース、総合教養コース、福祉コース、保育コース、ビジネスコース、そしてアスリートコースの3つがございます。この3つのコースのうちのアスリートコースだけは入学当時から選択して学ぶことができるコースで、堀内くんは1年生からこのアスリートコースで学んでおります。本校は部活動がとても盛んで、会見会場までの廊下にずらりと並んでいる優勝旗15本、優勝カップが30個は全てレプリカではなくて、今年度に獲得したものです。ソフトテニス、陸上競技、卓球は今年インターハイにも出場いたしました。バレーボールの女子は今年、春高の全国大会に出場しますが、3年連続ということになります。文化部も盛んで、会場付近に掲示されてありました書について、毎年秋田県の特賞をいただき、全国大会に出品しております。
さて、本日、主役の堀内智葵くんについて、実は私は彼が入学してすぐ関わったことがございまして、それはこの格好でわかる通り、普通の机では小さくて、まず智葵くんを見てすぐ大きい机と大きめの椅子を準備しないとなと思って購入したという覚えがあります。それで授業に集中できればいいかなと思ったことを今ちょっと思い出しました。
普段の学校生活については、担任の佐藤からコメントをいただいておりますので読ませていただきます。3年D組のアスリートコースの学級委員長を務めております。とてもリーダーシップがあり、体育大会や球技大会の学校行事には常に先頭に立ってクラスを牽引している、クラスの支えの変化を担任に相談してくれるなど、全体を観察する能力に長けている、みんなから好かれて信頼のおける学級委員長だということです。ホームルームの話し合いの場面などでも、皆から意見を引き出して、それをうまくまとめてくれる。プロになって活躍することを前提に、生活態度や授業態度も周囲から常に見られていることを意識して、プロ選手に恥じない行動を心がけて生活しているようだということです。
ということで、本人はもちろん、今読んでいる私も恥ずかしくなるような、とても模範的な高校生だということです。

堀内智葵 選手

来シーズン、ブラウブリッツ秋田のトップチームに昇格することが決まりました。堀内智葵です。小さい頃からの夢であったプロサッカー選手のキャリアを、3年間育てていただいたブラウブリッツ秋田という大好きなクラブでスタートすることができ、大変うれしく思います。
1日1日、何事にも挑戦して成長していき、まずはファン・サポーターの皆様の前でプレーしている姿を見せられるよう頑張ります。そして、今まで携わっていただいた全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、プレーで恩返しができるように頑張ります。
応援よろしくお願いします。

会見の様子は後日、クラブYouTubeチャンネルでも公開いたします。