3月8日(木)に15時半から秋田県庁にて「Jリーグ準加盟申請及び人事変更」についての記者会見を行いました。
現在秋田県議会にてスタジアム改修調査費の予算計上が議会で可決されるのも待って準加盟申請を行うことを発表致しました。クラブとしては2012シーズン開幕前に申請すると公言していましたが、確率が1%でも上がるタイミングで申請を行いたいと思っております。
会見では秋田フットボールクラブ株式会社の人事変更についても発表しました。
弊社取締役会にてクラブ発足時から代表取締役社長を務めていた外山純が代表取締役会長に、また昨年まで事業兼広報部長を務めていた岩瀬浩介が取締役会で取締役社長に選出されました。この日の会見でのコメントを紹介します。
代表取締役社長 外山純
「クラブ発足時から2年間代表取締役社長を務めてきましたが、先日の取締役会にて新たに代表取締役会長に選任されました。来月の株主総会にて正式決定となります。となりに座っている岩瀬浩介が新たに取締役社長に選任されました。しかし、私自身がクラブ経営から離れるというわけではありません。岩瀬と共に2人3脚でクラブを成長させていきたいと思っています。」
事業兼広報部長 岩瀬浩介
「先日の取締役会にて取締役社長に選任されました。縁もゆかりもなかった秋田へTDK SC時代に移籍して以来、今年で7年目になります。様々な社会問題を抱える秋田県、この期間に秋田県の現状を身に染みて感じてきました。私はサッカーが持つとてつもないパワーで秋田県の抱える問題を解決したいと思っています。私の地元には鹿島アントラーズというクラブがあります。小学生のころにJリーグが開幕しました。それまでの鹿島は暴走族など治安の悪い地域で、Jリーグ開幕時にはJリーグから鹿島でのクラブ運営は99.9%無理と言われていました。しかし、Jリーグが開幕すると暴走族はいなくなり、みんながスタジアムでアントラーズを応援する環境が生まれました。結果、2002年ワールドカップを招致し、鹿島の街は生まれ変わりました。サッカーで街が変わったことを私は経験しています。だからこそ、秋田でもサッカーのパワーで街を変えたいと思っています。
Jリーグに昇格すれば、浦和レッズとも試合をします。きっと3,000人以上の浦和サポーターが秋田に集結するでしょう。そんなとき、秋田が持つおもてなしの心で県外の方々をみんなでお出迎えしましょう。秋田県の子どもたちに夢、勇気、感動を与えるために1年でも早くJリーグに昇格したいと思っています。同時にブラウブリッツ秋田のJリーグ昇格が私のひとつの目標です。」
今後、開催される株主総会にて両者の就任が正式に決定となります。