いつもブラウブリッツ秋田を応援ありがとうございます。
12月11日(月)から12月14日(木)まで「秋田×ラッフルズクリスチャンカレッジ スポーツ交流」として、インドネシアの子ども約25名と交流しました。
12月11日(月) 1日目
1日目の午前は、秋田市雄和にあるスカイドームで活動しました。
移動の疲労や慣れない気温の中での活動となるため、はじめはインドネシアの子どもたちのみで運動を楽しみました。
インドネシアには人工芝のグラウンドが少なく、子どもたちは目を輝かせながら走り回っていました。
午後は、秋田市立山王中学校へ行き、山王中の学生たちと交流をしました。
ウェルカムパーティーを実施し、山王中学校の生徒たちは英語を使ってコミュニケーションを取りながら、インドネシアの子どもたちを歓迎していました。
その後は、各教室へ分かれクラスごとに交流を行いました。各クラスで企画を考え、風船バレーや椅子取りゲーム、福笑いなどを行い、楽しく交流していました。
インドネシアの子は「こんなに歓迎してくれて嬉しい」と話していました。
ご協力いただいた秋田市立山王中学校の皆さまありがとうございました。
12月12日(火) 2日目
2日目は横手市の全面協力により、横手市内で活動をしました。
大型バスでの移動中、道路脇に積もった雪にインドネシアの子どもたちは興奮!
横手市に到着後、横手市役所条里南庁舎にて歓迎式典を実施していただきました。
明神太鼓の演奏や髙橋市長からも歓迎のお言葉をいただき、最高の1日のスタートとなりました。
その後は、かまくら館へ移動して初めてのかまくらを体験しました。
インドネシアの子どもたちは興味津々で「どうやってつくるのか」「どのくらいの時間で出来上がるのか」など多くの質問が飛び交いました。
続いて秋田ふるさと村へ移動し、七宝焼き体験を実施。
カラーやデザインを選びながら自分だけの作品を作りました。
お昼はご当地グルメ「横手焼きそば」を堪能。鉄板で調理している様子も楽しみながら美味しくいただきました!
食後の時間には家族へのお土産をたくさん購入する姿が印象的でした。
最後は記念写真を撮影しました。
続いて訪れた、横手市増田まんが美術館では、マンガに囲まれた空間に驚きと興奮が!
普段から日本のアニメやマンガを見ているとのことで、知っている作品を探していました。
夕方は、サッカー、バドミントン、バスケットボールの3競技に分かれて横手市の小・中学生とスポーツ交流!
サッカーは十文字FC、バスケットボールは横手南中学校、バドミントンは横手バドミントンジュニアスポーツ少年団とそれぞれ合同での練習や試合形式など、スポーツを通して交流しました。
英語を使ったり、身振り手振りでコミュニケーションをとっている様子が印象的で、スポーツの魅力は世界共通だと改めて認識できる時間となりました。
慣れない秋田の寒さの中、横手市の皆様のあたたかさに触れた1日でした。
髙橋市長をはじめ、充実した1日を計画してくださった横手市の皆様、ありがとうございました。
12月13日(水) 3日目
3日目の午前は、秋田のトップの選手たちによるスポーツ教室を実施しました。
ブラウブリッツ秋田から前山恭平クラブコミュニケーター、トップチームの安田祐生選手と鈴木陽成選手、北都銀行女子バドミントン部から原田利雄アドバイザー、田中志穂コーチ、江里口玲奈マネージャー、飯島真恵七選手、小松ゆい選手、田中果帆選手、舛木さくら選手、曽根夏姫選手、川上紗恵奈選手、永渕妃香選手の計13名の選手・スタッフの皆さんに参加していただき、サッカーとバドミントンの2競技に分かれて実施しました。
サッカーは、前山恭平クラブコミュニケーターによる指導を行い、安田選手も英語で子どもたちとコミュニケーションをとりながら、ボール回しなどを行いました。
参加した子どもたちは安田選手からゴールを決められなかったのが悔しかったようで、楽しさと悔しさの入り混じった表情が印象的でした。
バドミントンでは、2グループに分かれてコート内の前後左右に打たれるシャトルを拾う練習をしました。
「惜しい!」「ナイス!」と、ポジティブな声をかけてもらいながら子どもたちは何度もチャレンジしていました。
選手チームvs子どもたちのダブルスの試合も行い、ポイントをとった時には大きな歓声もあがりました。
最後は、プロの実力を!ということで北都銀行女子バドミントン部同士を本気の打ち合いを間近で見学しました。
世界で戦う北都銀行女子バドミントン部と、J1昇格を目指すブラウブリッツ秋田のことを「インドネシアに帰っても応援する」と約束をしました。
プロと一緒にプレーするという貴重な思い出に残る時間となったことと思います。
あらためてご協力いただきました北都銀行女子バドミントン部の皆様に感謝申し上げます。
午後は、各競技秋田市内のチームとの交流をしました。
サッカーはブラウブリッツ秋田U-12と仁井田レッドスターズと3チームでの交流戦を実施しました。
試合が良い経験だったのはもちろんのこと、試合以外の時間でコミュニケーションをとる様子が印象的でした。
バスケットボールは、山王中学校での交流をしました。
ウォーミングアップの説明や練習のルール説明などを選手主導で実施してもらい、山王中学校の生徒の優しさや真面目さ、英語の学力の高さを感じました。
バドミントンは秋田県立新屋高校女子バドミントン部の皆さんと交流しました。
ウォーミングアップから試合形式まで合同で実施し、同世代ということもありとても楽しんでいました。
帰りにはインドネシアの子どもたちからツーショットの要望が出るなど、スポーツを通して友情も芽生えた時間となりました。
スポーツ教室を実施していただいた北都銀行女子バドミントン部の皆さん、サッカー交流していただいた仁井田レッドスターズの皆さん、バスケットボール交流をしていただいた山王中学校男子バスケットボール部の皆さん、バドミントン交流をしていただいた新屋高校女子バドミントン部の皆さん、ありがとうございました。
12月14日(木) 4日目
最終日の午前はブラウブリッツ秋田のサポートショップである「書友社」様の協力の元、書道教室を開催しました。
先生から書道の歴史などの説明を受けました。
その後書き始めましたが、書道の経験がない子どもたちでしたが、楽しみながら書いており90分近くずっと書き続けていました。中には顔が墨だらけになる子どももいました。
最後は、清書。それぞれが納得の出来だったようで、大事そうに持ち帰っていました。
午後は、フロントスタッフであり公認スポーツ栄養士の阿比留がレクチャーをし、おにぎり作り体験をしました。
おにぎりの具材は「ふりかけ」「ツナマヨ」「塩昆布」「サケフレーク」「鳥そぼろ」の5種類を用意しました。
おにぎりを食べたことがあっても作ることが、初めての子がほとんどでした。
具材で人気だったのはツナマヨで多くの子どもがツナマヨを選んでいました。
作ることが楽しかったようで、「もっと作りたい」と言っていました。
また、JA全農あきた様から、インドネシアの子どもたちに箸をご提供いただきました。
箸を貰った子どもたちは「インドネシアに帰ってもこの箸を使ってご飯を食べたい」と言っていました。
全4日間の交流会日程が無事終了しました。
今回のスポーツ交流会にご協力いただいた、「JSCOMPASS」「横手市教育委員会」「北都銀行バドミントン部」「書友社」「秋田市立山王中学校」の皆さま、本当にありがとうございました。
ブラウブリッツ秋田は、今後も国際社会における国際交流及び親善への貢献を続けてまいります。