この日の闘いはピッチ上での一体感を感じさせた。
一人一人がチームのために身体を張って闘っていた。
前節のコラムにも書かせていただいたが、この時期になると何事も大きくそこまで変わることはない。
前半、全体の陣形バランスが悪い時間帯が多く、さらにはミスを拾われ苦しい時間帯が多くなり、終了間際に失点してしまった。
しかし、後半はそうではなかった。
立ち上がりから積極的にゴールに向かい、全体の迫力を感じた。
川田から三好へ入ったボールは誰もが「最高なパス」と言うであろうものだった。
三好は落ち着いてコントロールし、同点ゴール。
さらに立て続けに李の逆転ゴール。能力を見せつける素晴らしいパフォーマンス。
今節の試合のポイントは、チーム全体が高い集中力で闘ったことで獲得した勝ち点3だった。
次節のSC相模原戦でも強い気持ちで望んで欲しい。
新里 裕之 ゼネラルマネージャー
2003年、ラモス瑠偉氏らと共にFC琉球を創設し、初代監督(選手兼任)に就任。翌年現役引退。
2006年、FC琉球 コーチに就任、2009年にはFC琉球 監督に。元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球スーパーバイザー)とともにチームを指導した。
2012年にブラウブッリッツ秋田 ヘッドコーチとなり、横山雄次監督を支えた。
2013年よりブラウブリッツ秋田 ゼネラルマネージャに就任。
1980年8月29日生まれ、沖縄県出身。