これまで我々は、ブラウブリッツスタイルを継続し、忍耐力を向上させ全員で集中して闘ってきた。
多くの試合を経て多くの経験を得たことで、チームとしてもクラブとしても大きく前進したと思う。
ツエーゲン金沢戦において、ようやくチームは90分間闘えるようになってきた。
多くのゴールを生むシチュエーションや安定し闘える選手レベル、今までは攻撃に対して迫力が欠けていたが。今節に関してはより攻撃的に感じた。
要因としては、今までの積み重ねであるのだと思う。今後も継続し、より効果のある闘いを望みたい。
最終的にチームはプロフェッショナルとしてブラウブリッツ秋田スタイルの認知度をあげ、親近感を秋田県に持ってもらうためにはプロセスを持ちプロとして素晴らしい結果を残すことだ。
そしてクラブは、全国からもそうであるが、秋田県に存在している多くの若い選手を発掘し、トップチームの扉を開けチャンスを多く創り出すこと、そして秋田のフットボール文化を浸透させていくことが大切となる。
過去に育成選手9名をトップのトレーニングに参加させてきたが、それは今後における大きなきっかけとなるだろう。
今後も出会った瞬間に若い選手達にはチャンスを与えていきたい。
少しずつだがクラブとして前進している。
新里 裕之 ゼネラルマネージャー
2003年、ラモス瑠偉氏らと共にFC琉球を創設し、初代監督(選手兼任)に就任。翌年現役引退。
2006年、FC琉球 コーチに就任、2009年にはFC琉球 監督に。元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球スーパーバイザー)とともにチームを指導した。
2012年にブラウブッリッツ秋田 ヘッドコーチとなり、横山雄次監督を支えた。
2013年よりブラウブリッツ秋田 ゼネラルマネージャに就任。
1980年8月29日生まれ、沖縄県出身。