第16節を終えて7勝7敗2引き分けで8位という結果。

横河武蔵野FC戦とのアウェイゲームは観ることが出来なかった。
何故かというと、キックオフして5分後に自チームの選手がアクシデントで負傷交代してしまい、対応しなければいけなくなってしまったからである。申し訳ありません。

少しチームのことを話したいと思う。

今シーズン、ブラウブリッツ秋田は「ブラウブリッツフットボール」を創りあげることを目指してスタートした。
日々、世界のフットボールは進化し続けている。

前線からプレスをかけ、ボールを奪い、瞬時に攻撃へ転換し、相手自陣へ攻め込む。
チーム全体の厚みや幅、より相手のゴールに近いポジションセンスなど現代フットボールはチームの全選手に戦術理解が要求され、より明確なコンセプトが必要とされる。

我々は信念を強く持ち、イニシアティブを握るフットボールをクラブ全体で実行している。

もちろん、チームづくりには必要なメカニズムがある。

全てに対して積極的にトライすること、全てのクラブスタッフ、サポーター、ホームタウンのサポート、確実なプレースタイル、チームタクティクスを実現させられるコーチングスタッフなど、あらゆる要素が必要となる。

要するに、時間とゆとり。さらにはリラックスした状態で冷静に分析し、継続する必要がある。

試合では勝利し、引き分けることもあり、負けることもある中、負けるとどうしても悔しい感情が出てきてしまう。
それをどう勝利に近づけられるかがポイントであり、意図した考えには意図した理由がある。

今、ブラウブリッツのプレースタイルのメリットとデメリットがしっかりとピッチ上に表現されていることはクラブにとってこれから先、大きな意味を持つ。

チームはスタッフに守られ、サポーターに守られ、ホームタウンに守られ大きく前進している。
無理なく良いペースでクラブは進歩している。クラブの社長である岩瀬社長、監督である与那城ジョージ監督、そしてピッチで身体を張り、子どもたちに夢と感動を与えている選手たちを秋田県の皆さんでサポートしましょう。

未来のフットボーラーのために!!

今週、前期ラストゲーム。応援よろしくお願いいたします。

新里 裕之 ゼネラルマネージャー

2003年、ラモス瑠偉氏らと共にFC琉球を創設し、初代監督(選手兼任)に就任。翌年現役引退。
2006年、FC琉球 コーチに就任、2009年にはFC琉球 監督に。元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球スーパーバイザー)とともにチームを指導した。
2012年にブラウブッリッツ秋田 ヘッドコーチとなり、横山雄次監督を支えた。
2013年よりブラウブリッツ秋田 ゼネラルマネージャに就任。

1980年8月29日生まれ、沖縄県出身。