天気のいい中、富山・秋田ともにたくさんのサポーターの方に来ていただいたことに感謝したいと思います。ありがとうございます。
富山さんの選手たちは本当に能力が高い。早くて強く、上手いです。試合前にも彼らのリスペクトは順位が下であっても変わりませんという話をしましたが、今日の試合が終わっても本当にいい選手たちだと思いますし、いいチームだと思います。そのリスペクトは変わりません。4-0でも心折れずにボールを取りにくる、すごくいいチームだと思っています。
ブラウブリッツ秋田については、前半、4点取ることができました。これまで中々複数得点をができなかった中、選手たちが日々の練習で一生懸命取り組んでくれた結果だと思っています。決めるところでしっかり決めることができ、今後もこれを続けていくことが大事だと思っています。
ただ、選手たちも感じていると思いますが、4点取っているから1点とられていいということではありません。僕は監督ですから、この1点は許してはいけないと思っています。ですので、今日のゲームが本当に良かったとは言わないでおきたいと思います。1-0で勝っているゲームでも4-0で勝っているゲームでも、1点失うということを大切にしていかないといけません。僕たちはJ2を目指していると公言している中で、上を目指しているチームはこういった失点があってはいけません。もう1つ言うともう1点取られてもおかしくないシーンもありました。そういう所を引き締め、今後も取り組んでいきます。

質疑応答

前半はコートを取ったのか？

選手で判断して取ったんだと思います。僕がこちらから攻めたいと言うこともありますし、選手たちがキーパーと話して太陽の位置や風を見て決めることもあります。

田中のハットトリックは、秋田としても自身としても初となる。一言を。

彼はこれまでとても多くの点を取れてきたわけではないですが、彼の守備においての貢献度というのはとても大きいです。ですので、僕は点が取れていないからもっと点を取れと言ったことはこれまでありません。ただ、やはり本人はストライカーだと自分のことを思っていますから、日々努力を重ねてこうして3点取れたということはよくやってくれたと思っています。
ただ、先ほども言いましたが、1点取られたことに関しては彼ももちろん関係あることですから、皆で反省をしていきたいと思います。