MATCH RESULTS
2019 明治安田 J3リーグ 第1節
AWAY
ブラウブリッツ秋田
HOME
ザスパクサツ群馬
HIGHLIGHT DATAハイライト動画・試合データ
Starting Member | ||
---|---|---|
位置 | No. | 選手名 |
GK | 21 | 松本 拓也 |
DF | 3 | 中島 大貴 |
DF | 5 | 千田 海人 |
DF | 20 | 青島 拓馬 |
DF | 22 | 沖野 将基 |
MF | 8 | 和田 昌士 |
MF | 14 | 堀 研太 |
MF | 39 | 小谷 光毅 |
FW | 13 | 林 容平 |
FW | 16 | 藤沼 拓夢 |
FW | 18 | 北脇 健慈 |
Substitution Member | ||
---|---|---|
位置 | No. | 選手名 |
GK | 23 | 小池 大喜 |
DF | 17 | 韓 浩康 |
DF | 24 | 山田 尚幸 |
MF | 10 | 古田 寛幸 |
MF | 11 | 久富 賢 |
MF | 26 | 垣根 拓也 |
FW | 27 | 坪井 清志郎 |
Starting Member | ||
---|---|---|
位置 | No. | 選手名 |
GK | 23 | 吉田 舜 |
DF | 2 | 舩津 徹也 |
DF | 5 | 青木 翼 |
DF | 13 | 久木田 紳吾 |
DF | 32 | 渡辺 広大 |
MF | 6 | 佐藤 祥 |
MF | 22 | 飯野 七聖 |
MF | 24 | 光永 祐也 |
MF | 30 | 姫野 宥弥 |
FW | 10 | 青木 翔大 |
FW | 11 | 辻 正男 |
Substitution Member | ||
---|---|---|
位置 | No. | 選手名 |
GK | 1 | 小泉 勇人 |
DF | 3 | 鈴木 順也 |
DF | 19 | 吉田 将也 |
MF | 8 | 窪田 良 |
MF | 14 | 田中 稔也 |
FW | 7 | 加藤 潤也 |
FW | 17 | 髙澤 優也 |
- 日時
- 2019.03.10. Sun 17:00
- 場所
- 正田醤油スタジアム群馬
前 | 後 | 計 | データ | 計 | 後 | 前 |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 5 | 10 | シュート | 6 | 2 | 4 |
1 | 6 | 7 | GK | 10 | 5 | 5 |
2 | 5 | 7 | CK | 1 | 1 | 0 |
6 | 10 | 16 | 直接FK | 18 | 6 | 12 |
0 | 0 | 0 | 間接FK | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
45分 . 75分 . |
得点者 |
40分 10.青木 53分 5.青木 |
---|---|---|
33分 . → . 61分 . → . 87分 . → . |
交代 |
77分 5.青木 → 8.窪田 85分 11.辻 → 17.髙澤 |
5分 . 82分 . |
警告 |
7分 5.青木 42分 2.舩津 43分 22.飯野 |
退場者 |
観衆 | 天候 | 気温 | 湿度 | 風 | ピッチ状態 |
---|---|---|---|---|---|
3691人 | 曇 | 13.5℃ | 34% | 無風 | 全面良芝、水含み |
MATCH PREVIEW試合のみどころ
いよいよ開幕。ともに走ろう!
「J3優勝・J2昇格」を掲げるブラウブリッツ秋田にとって、落として良い試合などひとつもないことは紛れもない事実である。その中でもザスパクサツ群馬との対戦はクラブの目標を達成するために避けては通れない相手だ。昨シーズンのザスパクサツ群馬との対戦成績は2敗。アウェイでの戦いはコーナーキックからのトリックプレーで失点を喫し敗戦。ホームでは台風の影響でキックオフ時間が2時間遅れるアクシデントの中、敗戦。J2昇格を懸けた大一番に敗れた秋田は、その後の試合においても勝ち点を積み重ねることがなかなか出来なかった。因縁深い相手でこそあるが、間瀬秀一監督が言う「勝ち切る」という結果からの逆算でチームは戦い抜いてくれるだろう。
ザスパクサツ群馬は失点が少ないチームであり、昨シーズンはリーグ2位タイの失点の少なさが特徴だ。一方で得点力に課題が残った昨シーズンを踏まえ、J3でも確かな実績のあるアタッカー陣の補強に成功している。
ブラウブリッツ秋田は15名が新加入となるが、「選手と秋田の皆さんが同時に喜び、誇りを感じ、勝ち切るサッカー」を掲げる間瀬秀一監督のもと、チーム作りや戦い方に一切の迷いはない。若手選手も昨シーズンに比べると格段に増え、トレーニングの雰囲気も間違いなく明るくなっている。クラブにとって言い訳の許されないシーズンがいよいよ幕を開けるが戦うのはピッチ上の選手たちだけではない。ブラウブリッツ秋田というクラブに関わる全員が目標を叶えるために助け合い、支え合うことが大切だ。
「全員力」がある限り、ブラウブリッツ秋田はブレないで走り続ける。
結果は群馬にとっても秋田にとっても厳しいものになったと思います。両クラブとも完全にJ2昇格をしっかりと目的に見据えたクラブですし、両クラブともこの開幕戦を獲ってスタートダッシュしようとしていました。ただゲームの内容としては、もしかしたら典型的な開幕戦という内容になったのかもしれないと思っています。
一番頭に浮かぶのは、正直群馬の選手たちが本当によく走り球際で戦いは高いディフェンスのプレーをしていたことです。この一戦では今季のJ3リーグのレベルだとかは分からないですけども、今日やったこの試合、そしてこの今日対面した相手が高いレベルの相手だったことを望みます。それぐらい素晴らしいゲームを群馬がやったと思います。ただ、我々としてはそんな中で前半序盤に自分たちのエースストライカーが怪我をし、そして2度リードされるという展開の中でもほぼやり方は変えることなく中にいる選手たちが今季やっているサッカーを賢く体現して、ギリギリこの試合を2対2の勝ち点1まで持っていったということは、特にこの若い選手が多い我々ブラウブリッツ秋田にとってはものすごくポジティブな試合として捉えられると思います。今日起こった全ての出来事、そして私が言ったこと打った手の全てが、特に若い選手にとっては勉強になったと思います。
そして私自身はもちろん、皆さんの誰が見てもひとつ大きな判断ミスを犯してしまいました。それは最後の交代を切った後に、自分たちの選手が足を攣ったということです。これで最後の5分間、もう一度攻めて勝利に持っていくというプランがなくなってしまいました。これについても足を攣った堀選手が、実はその前からふくらはぎを気にしていたわけですけど私自身は彼に賭けましたし、彼に賭けたからこそ実は彼が起点で2点目は入りました。でも最後までピッチに立たせるという私の判断は、最終的には間違いに終わりましたけども、それでも今そういうギリギリのところで結果を出すかもしれない、もしくはチームの足を引っ張るかもしれない、そういう若い選手が主体になって今季のブラウブリッツ秋田は成り立っています。だからこそ、逆に可能性は無限大だと思ってます。
質疑応答
後半苦しかったと思うが、耐えながらも1発を狙うというのはチームの目指すあり方の一つだとも思った。そのことに対する評価は?
ありがたい質問です。この第1節が終わった後の記者会見で今の話になったので言いますが、我々今季のブラウブリッツ秋田は粘り強い守備は、秋田の皆さんが寒い冬を耐え忍んで乗り越えるという意味があります。そして複数得点目指している攻撃は、それを耐え忍んだから秋田では夏にたくさんお祭りがある花火もあります、そういう意味合いも込めて得点を取ると、効率的なサッカーをしようとそういう意味合いもあります。今日はその両方が出て、粘り強い守備をしたということや複数得点を取ったということは間違いない積み重ねになると思います。
一方で、特に後半30分は完全に押された印象があったし、足も重かった。今思えばどうしてそういうことが起きたのか。
一番はゲームの展開だと思います。我々はJ2昇格から逆算したサッカーのプランを立てて、そしてそれを目指して準備をしてきています。第一節にそのサッカーができたのかと言えば正直全然できていません。そのできていない理由が、最後足が止まるだとか、足を攣っている選手も何人もいましたし、相手に走り勝てないという結果にはなりました。わざとわかりにくく言っているかもしれませんが、具体的に言えばもっと自分たちの展開のサッカーにすれば、最後に足が止まるのは相手です。それができないので自分たちの足が止まっていまいました。
後半の立ち上がりから30分ぐらいまでは、展開としてはありだったのか?
有り無しでは一言では言えないんですけど、相手はいいプレーをしたと思います。
厳しい1戦だったという話があった。秋田のいいところがでたという話もあった。新チームの手応えは?
先ほど話した若い選手の話ですけど、若い選手が主体となっている新チームですので、今日出た結果も今後どちらに進むかイーブンです。何が言いたいかと言うと、手応えもあり、危ういところもあると思っています。ただ、今季のチームは私自身がしっかりと方向性を提示したところで、かなり短期間のうちにそっちの方向に勢いがつくという傾向があるので、今日球際ででしっかりと戦える群馬を相手にして、自分たちが足りないと思ったこと、これではいけないと思ったことを次の1週間でしっかりと準備して、もう一度アウェイのチームに向かえればかなりプラスの方向に行くと思います。
この後アウェイがまだ続く。チームとしての意気込みを。
ホームチームの勢いとか強さというものを特に今日は感じました。もう2戦これが続くので、自分たちのメンタルやフィジカルの準備はしなければならないと私の中で強い気を引き締めているところです。
サイドからの攻撃が多かった。それが得点にも繋がったとも思う。その点については?
今言って頂いた部分というのは今季の自分たちの特徴でもありますし、強みでもありますし、実は0対0の状態で何度かチャンスを作ったサイドからの攻撃でゴールを決めていれば、この試合も大分違う展開となったと思います。でも、そういう部分が出せたのはすごく大きなことだと思います、サイド攻撃を相手が強くケアをすれば中も使えるので、やはりサイド攻撃をより強めると言うことと、そこからバリエーションを増やしていくことは今後行いたいと思っています。ただやはり、スタートから真ん中で立っていた林容平選手の能力というのは高いので、彼がピッチに立っていれば外から中、外から中の展開、つまり外からの攻撃も外から中を起点とする攻撃も、外から中でフィニッシュするという結果も、彼がピッチに立ってればまだまだ増やせると思います。
流れで話しますが、林選手に代わって19歳の坪井選手がピッチに立ちました。実はシーズン前のキャンプでは、彼自身が得点王でした。ですので、私自身も強気で彼をピッチに立たせました。今日のテーマになっている今までシーズン前での点を取っていた中、今日の試合ではなかったというところも、この J 3リーグ公式戦そして相手が強豪群馬となるとなかなか自分の力を発揮させてもらえなかった。そういうことも彼は感じたでしょうし、我々全員がそれを踏まえ、ここに来てないメンバーもそれを踏まえ、もっと普段からインテンシティーの高い練習をしないといけないと思いました 。
林の状態は?
今はわかりません。ただ、ピッチを去る時に泣いていました。彼自身、この開幕戦にかけていましたし、我々にとって本当に大切な選手ですし、交代させる判断は私がしました。彼からピッチを退くことはしませんでした。私が彼を早く交代させたという判断が次に功を奏すればいいと思っています。つまり怪我が浅い状態で早く治ればいいと思っています。実際の彼の今の状況はわかりません。
群馬について、想定と違っていたことは?
想定通りでしたけども、一つ大きく違ったのは私が想像以上に戦える選手がちゃんと戦う素晴らしいチームだということでした。バリエーションや戦術に関しては、正直言うと情報が入ってましたし、予想その通りだったのですけど、その強度が素晴らしかったです。
PK獲得のシーンについての見解は?
自分のベンチか見ていたところでは正直よくわからなかったです。映像で流れたりしたのかも、しれないですけどそれも見ていません。大方PKではないという判断の声やアクションが見られたのですが、私自身あれがPK だったかは今の時点では知りません。今までの自分の監督キャリアの中でもPKじゃないものをPKとして取られたともありますし、逆に絶対にPKなものが見逃されたりもするので、あまり気にしていません。サッカーではそういうことが起こりうるということも含めて、勝負に勝っていかなければならないと思います。J3リーグでもしVARが採用されるのであればそれはそれで私自身はいいと思いますし、正直言うとVARよりもゴール裏にもう一人審判を増やした方がいいとも思っています。
J3リーグでも日本でも試験的にやっていたことですが、現代サッカーでは審判が3人では絶対に目が届かないことがあるので、映像の力を借りたりテンポが失われるよりは、ゴール裏にもう一人審判を置いて頂ければ、両者にとってもっと正当な試合展開になると思います。