7月12日(火)、秋田市の八橋小学校にてブラウブリッツ秋田「ゆめすく」を行いました。
ゆめすくとは、ブラウブリッツ秋田の選手が学校を訪問し、運動を通じた触れ合いや自らの体験談などを通して「夢を持つことの大切さ」「夢を追いかけることの重要性」を伝える活動です。昨年度までは「夢授業」として実施しておりましたが、今年度から「ゆめすく」と名称を変え実施しています。
「ゆめすく」は、秋田市の協力のもと、また、今シーズンより東電化工業株式会社様、株式会社ピー・アンド・エス様に協賛いただき実施しております。

今回は、6年生の児童66名を対象に、DF24 山田尚幸選手とDF43 下田光平選手が授業を行いました。

ゆめすくは2部構成になっており、第1部のゲームの時間では子どもたちの前で夢先生2人でリフティングを披露。さらに、山田選手が得意とするロングスローを見せると、歓声が上がりました。
ゲームは「全力」「協力」「ルールを守る」の3つを意識した内容となっており、「人数合わせゲーム」や「フラフープくぐり」を行いました。苦戦しながらもみんなで協力し合いゲームを行っていました。
ゲームが終わったあと、下田選手は「最初ゲームがスムーズにいかなかったけど、作戦をみんなで考えたらスムーズにいくようになりとても良かったと思います」と、皆にお話をしていました。

第2部は選手たちが実際に教壇に立ち子供たちを前に夢授業を行いました。

山田選手は「チャンスを逃さない」「ひたむきさ」「仲間」の3つをキーワードに、高校生の時に所属していたサッカー部が廃部になったこと、さらに大学生の頃に人間関係で悩んだことなど、自身が経験してきたことを赤裸々にお話ししました。その上で、「苦労してきた中でも常に前を向いて練習をひたむきに行ってきたからこそ、巡ってきたチャンスをものにできた。そこには仲間の助けや、学ぶことが多くあった」と子どもたちに伝えていました。

下田選手は、子どものころ自分の世界がいかに小さかったのか思い知らされた話や、年代別日本代表に選ばれたときの話を交えながら「人生には挫折を味わうことがある。挫折を味わった時に自分自身の課題に直面し、それに対して努力を行うことでその課題を克服し次のステップに行くことができる。自分は、それを繰り返し行うことで今プロサッカー選手となっている」と話しました。

それぞれ選手の話しが終わったあとには、子どもたちが自分の夢と、そのためにどんなことをがんばるのかを発表しました。

今回の夢授業開催に伴いご協力をいただきました秋田市立八橋小学校の皆さま、ありがとうございました。
ブラウブリッツ秋田は秋田市および、東電化工業様、ピー・アンド・エス様とともに「ゆめすく」を行ってまいります。