僕は4人兄弟の次男に生まれた。兄の影響でサッカーを始め、それ以来サッカーの魅力に取り付かれた。
僕がサッカーをやり始めたときには、すでにJリーグが開幕していてサッカー人気も高かった。自ずと自分の
夢も明確になっていった。その夢というのは「サッカー選手」であり、この夢だけを胸に必死に走っていった。
しかし、その夢はなかなか叶わなかった。あと1歩が届かない。
そんなときに大きな影響を与えてくれたのが大学時代の監督やチームメイトだった。僕の大学は決して強く
なかった。環境も全然整ってないし、サッカー推薦で採れる選手もごく僅か。中には浪人して入学してくる
チームメイトも普通にいた。しかし、そんな彼らから得るものはとても多かった。試合に出る出ない関係なく
チームのことを1番に想う気持ち。チャンスを得るまでひたむきに一生懸命努力し続けること。チームのミスを
みんなでカバーしあう心。上手さや派手さはないが泥臭く戦う気持ち。今までの自分になかった部分をたくさん
教えてくれた。自分が届かなかったあと1歩の部分は、こういう気持ちや想いを持ってプレーすることで
変わってくると思う。また、大学時代の監督が口酸っぱく僕に言っていた言葉がある。
「荷物が重いんじゃない。荷物を持つ力がお前には足らんのや。」
今の僕にはプロサッカー選手になる力が足りない。だからこそもっと自分に厳しく、謙虚な姿勢でサッカーに
取り組んでいきたい。そして、自分の夢をこれからも必死に追いかけて行きたい。
秋田の皆さんのJリーグ昇格という夢と共に。この夢を叶えるために一緒に戦っていきましょう!