高校進学の際、ストライカーとして絶対プロにならなくてはいけないと思っていた俺は親元から離れ
厳しいといわれる青森山田高校に進学することを決断した。
高校卒業後、FC東京に入団したが、苦しい時期が続いた。そんな時にある目標が出来た。その目標に少しでも
近づくため、どうしても出場機会が欲しかった俺はガイナーレ鳥取からオファーを頂き、入団することが出来た。
昇格争いという厳しい戦い。勝つための難しさ。優勝する喜びなど色々なことを学ばせてもらった。
しかし、最終的に俺自身に力がなく、JFLを優勝してJリーグへの昇格が決まったシーズンにクビになった。
そんな中、ブラウブリッツ秋田に拾って頂いた。どん底を味わったからこそ分かることがある。様々な経験を
無駄にしてはいけない!原点から考えても今の秋田が厳しい場所だとは決して思わない。環境も良いし、
みんな優しい。まだ何も結果を出していない俺たちなのに様々な方々がサポートしてくれる。俺たちはそれを
当たり前だと思ってはいけない。
感謝の気持ちを常に持ち続け、ピッチで結果を出すことで恩返しをしなければならない。
俺たちにはこれからもっと厳しい戦いが待っている。夜も眠れないようなプレッシャーの中で勝ちきるだけの
力やメンタルを身につけなければならない!溜め息をついている時間などない!
自分自身、もっと厳しさを持って力をつけて自信が持てた時、俺は5年前に出来た目標に近づくことが出来ると
思っている。
小澤竜己23歳。まだまだ下手くそだからこそ、もっと成長出来る!これからも自分自身に刺激を与え、悩んで
苦しんで結果を出したいと思っている。自分を信じて皆さんに恩返し出来るよう、精一杯戦います!