MF 6 千野 俊樹
物心がついた時には出会っていたサッカー。Jリーガーを目指していた僕は、日本代表になることを夢見て毎日ボールを蹴っていた。高校を卒業してヴァンファーレ甲府に入り、そこでサッカーで初めての挫折を味わった。
試合に出られずに苦しんでいるとき、当時は地域リーグのカテゴリーだったTDKSCのコーチであり、現監督でもある横山さんから「秋田でJを目指そう」という電話を頂いた。多少の迷いはあったが「秋田でもっと自分を強くしよう」と決意し、TDKSCへと移籍した。
現在は地域リーグからJFLへ上がり、そしてチームも新しく「ブラウブリッツ秋田」へと生まれ変わったことで、Jリーグを本気で目指す環境が整ってきた。もう一度Jリーグで戦うチャンスがやってきている。
「秋田へ来い」と声をかけてくれた横山さんの為にも、自分自身が甲府時代に苦しんだ思いを晴らすためにも、そして秋田県民の笑顔が少しでも増えるためにも。「全力」でプレーし続けてもう一度Jへ行く!