11月5日(木)、秋田県庁県政記者クラブ記者会見室において、「大好きブラウブリッツ秋田WAON」発行決定の記者会見を行いました。

出席したのは、イオンリテール株式会社 梅本和典 取締役会長、ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 代表取締役社長です。

ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介代表取締役社長 より

この度、ブラウブリッツ秋田はイオン様と提携し「大好きブラウブリッツ秋田WAON」を発行いたします。

この「大好きブラウブリッツ秋田WAON」の発行にあたり、梅本会長をはじめ、イオン関係者の皆様には何度も秋田にご足労いただき、丁寧にご対応いただきました。

この場をお借りし、御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

なぜ私たちが「大好きブラウブリッツ秋田WAON」を発行することに決めたのかご説明させていただきます。

私たちが掲げている理念でもある「地域の誇りとなるチームを目指し、地域の活性化に貢献します。」を「大好きブラウブリッツ秋田WAON」で実現できると感じたからです。

この「大好きブラウブリッツ秋田WAON」は、ポイント収益の一部がブラウブリッツ秋田の支援金になります。詳しい内容は、後ほどイオン様からご説明を賜りますが、日常でお買い物をされている時に、この「大好きブラウブリッツ秋田WAON」を利用していただくだけで、ブラウブリッツ秋田の力になります。

また、「サッカー大好きポイント加盟店」を募集します。この「加盟店」で「大好きブラウブリッツ秋田WAON」を提示し購入いただくとWAONポイントとは別に「大好きポイント」が貯まる仕組みとなっており、そのポイントは「加盟店」でのみ1ポイント、1円相当で利用することができます。その「加盟店」第一号は、ブラウブリッツ秋田のスタジアムです。来シーズンからの運用を予定しております。

また、この「加盟店」を地域のお店にお願いすることで、クラブとファン・サポーターだけでなく、ファン・サポーターと地域を結ぶつけることができると思っております。Jリーグが掲げる「地域密着」という理念を具現化できる試みであると感じております。

ファン・サポーターが日常的にブラウブリッツ秋田のカードを使用するだけでなく、「加盟店」に足を運ぶことがこのカードを発行する意味があり、意義だと思っています。

この「サッカー大好きポイント加盟店」の募集に先立ち、12月16日(水)説明会を開催したいと思います。詳しくはブラウブリッツ秋田の公式ホームページをご覧いただき、ご応募ください。

今後「大好きブラウブリッツ秋田WAON」3,000枚発行、「サッカー大好きポイント加盟店」100店舗を目標として活動を行って参ります。

私たちブラウブリッツ秋田はスポーツの輪を通じ、イオン様とともに地域の活性化を目指していきます。

実は日ごろからイオンさんにはお世話になっており、イオングループのイオンモール秋田さんでは今シーズンの開幕前にセレモニーを開催させていただいたり、マックスバリュー東北さんではブラウブリッツ秋田のサンドウィッチを販売していただいたりしております。

これを機にさらにそのつながりを強くし、お互いに地域貢献を目指していきます。

イオンリテール株式会社 梅本和典取締役会長 より

このたびイオンはブラウブリッツ秋田さまと提携させていただき「大好きブラウブリッツ秋田WAON」を発行することとなりました。

ご尽力いただきました岩瀬社長はじめクラブ関係者の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。

私からは、「大好きブラウブリッツ秋田WAON」の概要を説明させていただきます。

「サッカー大好きWAON」は、ブラウブリッツ秋田さまで9クラブ目の発行となります。だいぶ前に岩瀬社長とお話をさせていただいて、その活動が我々イオンの地域への貢献ということで大変志が近いという話しをさせていただいて、少し提携発表まで時間がかかりましたけれども11月23日(月)のホームスタジアム「あきぎんスタジアム」で発売をスタートする予定となりました。

券面には、ブラウブリッツ秋田のマスコットキャラクター「ブラウゴン」と、チームロゴをメインとした非常に、サッカーファンの方、応援されている方にしたら親しまれるいいデザインに仕上がっていると思っています。

クラブとイオンには、お互いの取り組み、目指す方向は地域密着というキーワードのもとに共通点があると考えています。このたびの提携を機に、互いに協力し合って、地域に根ざす存在として、地域発展に取り組んでまいりたいと考えています。

サッカー大好きWAONは、WAONという電子決済の電子マネーが搭載されていますけれども、この中に別のチップが搭載されていまして、FeliCaのいろいろなポイントプログラムや診察券等に使用されるチップを搭載しています。それを、地域の方に開放をさせていただいて、岩瀬社長からもありましたような地域の方と一緒になって加盟店を開発して、世界へつながって行くような取り組みをして行きたいと考えています。そのことが、お客様参加形の、応援するための支援金を取扱高に応じてつくっていくかたちとなります。それには2つありまして、FeliCaのポイントプログラムを使用しての取扱高に寄ったものが一つ、WAONの取扱高の一部をチームにという二つです。サポーター参加型の仕組みをこの度稼働させていただきたいと思います。

秋田県内では、約160店舗がWAON加盟店です。我々イオングループ以外の加盟店もありますので、かなりの利用をしていただけると思っています。

また、イオングループの「イオンタウン」が、ブラウブリッツ秋田のセンターサークルバナースポンサーでございます。

クラブとイオンは双方の持てる資産を有効に活用し、一番果たすべき役割としてはチームのファン、数多くのお客様が我々のマックスバリュ含めてご来店いただいておりますので、その方々にファンになってもらう、あるいはスタジアムに足を運び観戦に行っていただくという、裾野を広げるというのがショッピングセンターがもっている大きな貢献になるのでは内科と思います。

最後になりますが、本年7月からイオンは小売り企業グループとして初めてJリーグのトップパートナーになりました。

サポーター、クラブ、イオンの3者で地域を元気にしようという取り組みは、Jリーグの村井チェアマンからも高い評価をいただいています。地域に根ざした取り組みを今後とも進めて参ります。

岩瀬浩介代表取締役社長より、今後の展望について

私たちはこの「大好きブラウブリッツ秋田WAON」のシステムを利用し、我々の理念でもある「スポーツで秋田を元気にする」ことの実現に向けた活動をしていきたいと考えています。

スポーツが地域に及ぼす効果というのは非常に大きなものがございます。健康促進、青少年の健全育成だけでなく、最近では地域コミュニティの形成に非常に効果的だということも発表されています。ここでスポーツに携わる人と言ったことに関しては、プレイヤーとしての選手はおちろん、支えるボランティア、見る側の観戦者つまりは来場者の皆さんのこと差しておりますけれども、我々の展望としましてはこのスポーツに携わる人をもっともっと増やしていきたいと考えています。

そのためにまずはこのカードを持って頂き、地元のプロサッカークラブが存在することや、地域の誇りとして感じていただくきっかけになればと考えております。

その上でカードを使った具体的な取り組みとして、ブラウブリッツ秋田のホームゲームの来場者に「来場ポイント」と題してサッカー大好きポイントを付与すること。また、試合運営を支えるボランティアの皆様にも「ボランティアポイント」と題してサッカー大好きポイントを付与すること。もう一つは昨年から中央大学小林ゼミとタイアップし実施しているグランドゴルフ大会や体操教室などの「スポーツを通したシルバー世代の交流事業」などにも「健康ポイント」と題してサッカー大好きポイントを付与することが出来ればと考えております。

ブラウブリッツ秋田の試合会場内のチケット販売ブースはもちろん、グッズ販売所に端末を導入したいと考えております。

スポーツを通して集めたポイントを地域の加盟店で利用していただくことで人と経済が循環し、地域活性につながればと考えております。

これに全てがブラウブリッツ秋田だけで行えるとは思っておらず、今ある商店街や、行政とタッグを組んで地域の活性化を図っていきたい次第です。

そうすることで、より多くの県民の皆様がスポーツに携わる機会を増やすことができ、生活が豊かになることで「スポーツで秋田を元気にする」ことの実現に近づけばと考えております。

「大好きブラウブリッツ秋田WAON」は11月23日(月・祝)のブラウブリッツ秋田今季最終戦において販売を開始いたします。さらに、ホームタウン地域の「イオン」等で順次販売します(通常価格、発行手数料300円)。