弊クラブでは、横山博敏監督に来シーズンの契約更新を打診しましたが、同監督の希望により契約は更新しないこととなりましたので、お知らせいたします。
なお、12月のJFL終了までは、引き続き横山監督が指揮をとります。また、後任につきましては決定次第、ご連絡申し上げます。
リーグ戦残り3試合、チーム一丸となって戦いますので、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。

□横山 博敏監督 実績

【リーグ戦戦績】
<2010年(JFL) >
年間:14勝9分11敗(8位)

<2011年(JFL) >
年間:10勝6分11敗(13位) ※11月24日現在

JFL通算:24勝15分22敗

代表取締役 外山 純コメント
『今シーズンは新しいメンバーがチームに加わり、当初の予定通りチームが力を発揮することはできませんでしたが、チームとしての力を発揮するのはこの後だと思っており、私個人としては、このチームの集大成を見る意味で来年も横山監督に依頼するつもりでした。ただ、彼のプロとしての意識から来シーズンの契約は結ばないとの申し出を受け、残念ですがこの度退任となりました。横山監督は、ブラウブリッツ秋田の設立当初から尽力していただき、アマチュア選手の雇用先にも奔走するなど、通常の監督以上のことをしていただきました。これまでの貢献に対して感謝を申し上げます。』

横山 博敏監督コメント
『シーズンを通して一ケタ順位で戦うことが出来なかったことや、現場のトップとしてJリーグに昇格する気運を高めることが出来なかったことの責任をとり、この度退任することを決めました。この場をお借りしまして、今一度県民の皆さんにブラウブリッツ秋田を知ってもらうとともに、皆さんの更なる応援をお願したいと思います。

現在私たちはJFLというカテゴリーに在籍しておりますが、Jリーグへの昇格があるということは皆さんご存知かと思います。でも昇格だけではなく日本のサッカー界はピラミッド形式で構成され、JFLから地域リーグに落ちる可能性もあるのが事実です。
JFLより下のカテゴリーだけで6000チームあり、Jリーグ昇格という前にJFLに昇格出来ずに苦しんでいるクラブはたくさんあります。私自身もその地域リーグで選手として戦い、全国地域決勝大会の予選を22年ぶりに突破し大方の予想を覆し優勝を成し遂げました。自分のキャリアの中でJ1、J2への昇格も経験していますが、地域リーグからJFLに昇格することが一番大変でした。今後絶対に地域リーグ降格はしてはいけないし、そうなった場合に今後秋田からJリーグチームが生まれることは非常に難しいと思います。

また、TDKサッカー部が45年前に創部され、多くのOBの方が築いてきた歴史を大事にするとともに、企業チームからブラウブリッツ秋田というクラブチームを秋田県の誇れるチームとして成長するよう県民の皆さんが中心となって応援して頂きたいと思います。

現在670人のファンクラブ会員を1,000,2,000,5,000という大きなものにすることにより、より多くの応援でチームを強くして頂きたいと思います。
サポーターの中にも「手伝いたいけど何をすればいいか」とおっしゃる方もいらっしゃいます。是非1人でも多くの方を誘い会場にかけつけて欲しいと思っています。もちろん、現在こうなった責任は全て自分ですし、そういった状況でのお願いは非常に厚かましいことかと存じます。

ただ、ブラウブリッツ秋田は秋田県民のチームですので、私が去った後も皆さんからの声援を一つでも多くいただきたいと思います。最後に今まで応援して頂いたファン・サポーターの皆さまには本当に感謝しております。とくに苦しいときにも声援をいただいたことはチームの力となり勝利を生むことが出来ました。改めて御礼申し上げます。』