いつもブラウブリッツ秋田を応援いただきありがとうございます。
本日、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)より2022シーズンクラブライセンス交付の発表があり、ブラウブリッツ秋田にJ1クラブライセンスが交付されることとなりましたのでお知らせいたします。

判定結果・決定内容

2022シーズンに関するJ1クラブライセンス

 

なお、下記理由及び内容で制裁が科されます。

制裁内容

理由

2022シーズンに使用を予定しているスタジアムである「ソユースタジアム」は施設基準のうち衛生施設及び屋根の基準を充足していない。

内容

弊クラブが2022シーズンに使用を予定しているスタジアムである「ソユースタジアム」は施設基準のうち衛生施設及び屋根の基準を充足していない。

これに鑑み、スタジアム環境の抜本的改善に向けた2022年の活動計画及び20217月から同年1130日までに、Jリーグクラブライセンス事務局に書面で提出すること。また、202112月から20226月までの間に、Jリーグクラブライセンス事務局はその活動を確認し、個別文書を発信する可能性がある。

代表取締役社長 岩瀬浩介 コメント

本日2022シーズンJリーグクラブライセンス判定について発表がありましたのでご報告いたします。
お陰様でブラウブリッツ秋田はJ1クラブライセンスを取得いたしましたことをここにご報告いたします。
これも一重にTDK様をはじめとするスポンサー企業の皆様、株主の皆様、後援会の皆様、秋田県・秋田市を中心とする自治体の皆様、そして応援いただいているファン・サポーターの皆様のお陰だと思っております。クラブを代表し心から感謝申し上げます。
これは振り返ればTDKサッカー部がクラブ化し、その後、支援の輪が広がりクラブ経営も軌道に乗りはじめ2014シーズンにはJ3の発足と同時に参入出来、そして2017シーズンに初優勝を遂げることができました。その際は昇格できなかったものの、スタジアム整備に関する28万に及び署名やそれに秋田市・秋田県が迅速に対応いただき八橋運動公園陸上競技場に大型映像装置と照明が整備されたことで、j2のライセンスが取得することができました。
そして2020シーズンに二度目の優勝と悲願の昇格を成し遂げ、今こうしてJ2の舞台で戦うことが出来ております。
こうして振り返ってみますと、本当に多くの方々の支えと応援があって今ここに秋田のクラブがJ1を目指せるJ1ランセンスを取得出来たことだと深く感じており、言い換えれば監督の言葉を借りれば秋田一体で掴んだライセンスだと思っております。改めて本当に感謝申し上げます。とはいえ、J2ライセンスを取得した際と同じように制裁付きの判定となっております。制裁文の中に抜本的改善という表現がありますとおり、いわゆる新スタジアムについての進捗等、逐一リーグに報告をすることとなっております。
二つの制裁が付いたのは金沢と秋田のみとなっており、金沢に関しましては昨日、新スタジアムの起工式が行われ20239月の完成予定となっております。つまり、実質2つの制裁が付いているのは秋田のみとなりますので、我々も自治体と連携を図りながら、早期実現に向けて努力して参ります。
また、申請時にご説明した通り、練習場に関しては例外規定にのっとり申請をしております。
練習場、クラブハウスにつきましては、クラブ経営、J1を目指すうえで一丁目一番地の課題だと思っております。
現在の練習場の状況は、行政施設を転々としているような状況です。
例えば土日、夏休みに小中学生と被ったりしますと、既存の大会をずらしてまで利用することはなく、秋田県立大学様のグラウンドを利用させていただいたりと、練習場を様々なところに求める形で行っています。
先日ユース寮の開寮も行いましたが、育成年代の子どもたちも練習場を転々としており、練習時間が限られるなどの状況が続いている中で、ライセンス判定の有無にかかわらず、クラブ経営を進めていく中で練習場は一番の課題であると思っております。
こちらも早期実現に向けて現在関係各所と最終の調整をしております。発表ができる段階が来ましたら改めてご説明させていただきます。

兎にも角にも、こうしてJ1ライセンスが取得できたこと、秋田一体となって掴んだライセンスだと思います。
人間は夢や目標を持った中で、その過程において努力というものが大切になると思います。秋田県民の皆様と共に目標や夢に向かって努力をしていきたいと思っておりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。