Jリーグより、村井満チェアマンが、8月10日(日)、11日(月)の2日間、秋田を訪れました。

8月10日(日)は、秋田市八橋運動公園球技場に来場後スタジアムを見学、練習会場にも使用している秋田市八橋運動公園第二球技場を見学されました。

さらに、「高齢化を迎える日本の将来とJリーグ」というテーマでディスカッションに参加。中央大学FLPスポーツ健康科学プログラム小林ゼミの学生6名とともに、熱く語り合いました。小林ゼミの学生の皆さんは、9月14日(日)のホームゲームで、「シルバーかだるプロジェクト」として、スポーツを通じて高齢者とのつながりを創出しようという取り組みを行う予定です。

試合前にはスタジアムにご来場いただいた皆様に向けてご挨拶をいただき、この日行われた2014 明治安田生命 J3リーグ 第21節 ブラウブリッツ秋田 vs 藤枝MYFC を観戦いただきました。

試合終了後のコメント

今、51クラブを順に回っております。本来ですと、秋田は3月に予定をしておりましたが、丁度日程が埼玉スタジアムでの無観客試合と重なってしまい、スケジュール調整をし直し、このタイミングとなってしまいました。
大変楽しみにして来た中で、今日、前半のゲームは特にブラウブリッツ秋田がテンポよくボールを回していて、両サイドが攻め上がり決定機を何度もつくりだして、お客様も結構沸いてました。最終的に勝ちきれなかったのですけれども、点の取り合いとなったお互いタフなゲームで、このことはお客様にとっても良かったと思います。
こうしたゲームが続いていくと、お客様が増えていくことができると思っていますし、引き続きクラブには努力を重ねて集客に勤めてほしいなと思いました。

質疑応答

秋田のスタジアムの感想は?

スタジアムそのものは、いわゆるフットボール専用スタジアムですね。大変距離が近くて、サッカーを見るには非常に見やすい。屋根とか個席とかいろいろ欲を言えばきりがないですが、フットボールそのものを見るという意味ではお客様に取っては見やすいスタジアムでした。周辺で、人工芝の方(第二球技場)も回ったのですけれども、中学生か高校生の世代がサッカーをやっており、そう言う意味では、この周辺も含めてサッカーを楽しむ環境としては観客としてみるのもいいですし、プレーをするのもいいですし、いいスタジアムだなと思いました。ピッチの中程は水が溜まっているところもありましたけれども、芝生そのもののコンディションも悪くはなかったですし、総じて良かったと思います。

クラブの課題は?

社長自らピッチサイドでMCの掛け合いをやっていたり、それからサポーターそのものも結構高齢の方もいらっしゃれば若い方もいましたし、数そのものは約1500名ぐらいと聞いていました。今日はアウェイからの観戦がきわめて少なかったので、全体の数としてはショートしましたけれども、大きな課題というのが何か今日見えたわけではありません。コツコツとこういったことを続けてほしいと思いました。

8月11日(月)は、ホームタウンである秋田市の穂積志秋田市長を表敬訪問。

村井チェアマンからは「少しずつではあるが、クラブが秋田に受け入れられていることを感じたました。サッカーを通じて町ににぎわいを与えてほしいと思っています。Jリーグの理念は地域密着ということ。焦らず、地域に受け入れられるクラブとして一歩一歩進んで欲しい」というお話をいただき、穂積市長からは「今年は全て秋田市で試合を行っています。モチベーションを高めて、一丸となって頑張ってほしい」と激励をいただきました。