与那城ジョージ監督のコメント
前半は立ち上がり苦しい場面がちょっとあり、Y.S.C.C.さんが前から前から6人ぐらいでいいプレッシングをかけて、自分たちは少しミスも出ていてなかなか自分たちのペースに持ち込めなかったですが、いい時間帯で1点目も2点目も入りましたので、そこからチーム全体が運動量を少し増やし、いいボールの回し方ができたかなというふうに思います。
全体的に、後半は非常によかったかなと思います。
質疑応答
初めて男鹿で試合が行われたということについて
水曜日と木曜日に(男鹿で)練習をさせてもらって、ホテルでも歓迎していただいたということもあって、練習の中でも何人か(サポーターの方に)来てもらいましたし、ものすごくありがたい気持ちで試合に臨めたなと思います。
いろんなイベントなどを行っていただいたおかげで、選手たちに向けて、いい雰囲気をつくってもらえたなと思います。
守備の面で完封の要因は?
前半は自分たちのゴール前でのボール回しに少しミスもありましたが、攻守の切り替えが非常に早く、一人がかわされると二人目、三人目がカバーしながらやって。相手による外側からのシュートは何本かありましたが、本当にピンチだということはなかったなという感じもあります。エリアの中に侵入しなければなんとか守りきれると思いますので、その辺は全体的に攻守の切り替えが早かったからよかったと思います。
前線から少しプレッシングをかけると、長いボールがバック陣でほとんどマイボールにしていました。前線が頑張ったら後ろも結構ボールがとれるということができると、前線もボールを追いかける気持ちになります。バック陣もそれに対して強く守れるということで、連動連動でいい形で守りきれたな、と。0点で押さえたというのは、4点を取って普通は気のゆるみというかそういうものもあって、1つ2つ(点数を)取られるのですけれども、最後の最後までものすごくいい集中力を保つことができた結果だと思いますので、その点ですごくよかったなと思います。
バックアップメンバーの充実について
本当にありがたく思います。皆で戦っていこうという話は1月からしていました。どこかでチャンスがあるということもありますが、チャンスが回ってきたときに自分の調子がいいかというとそのタイミングは非常に難しくて、ずっと練習を続け、ずっとチャンスを待ちながら一生懸命やらなければならない立場というのは、大変な立場だと思います。
それを考えたときに、今日久しぶりに出た選手に感謝もしていますし、彼らはのびのびとプレーもできましたし、そののびのびとプレーをできるというのは、他の選手がいい雰囲気を作ってくれているからということもあります。今度、出られなかった選手たちも頑張ってもらって、ゲームを少しできるようになればなと思います。
誰が入っても後ろからしっかり組み立てようということがありますので、多少タイミング的なずれもあるでしょうけれども、それはそれぞれの力ややり方がありますので、ずれがなければおかしいですし、そのずれが少しずつ時間帯によって合っていく様子を見れるということがチームとしては成長を感じます。