この度、ブラウブリッツ秋田U-18(秋田商業高等学校在学中)の鈴木陽成選手が2023シーズンよりトップチームに昇格することが内定いたしましたのでお知らせいたします。
また、ブラウブリッツ秋田サッカースクール出身選手のプロ入りは初となります。
鈴木 陽成(すずき ひなせ)
ポジション
MF
生年月日
2004年12月22日
出身地
秋田県秋田市
身長・体重
159cm・57kg
経歴
寺内ブルーウィングスサッカースポーツ少年団-ブラウブリッツ秋田U-15-ブラウブリッツ秋田U-18(2種登録)
特徴
切れ味抜群のドリブルが持ち味のMF
2022シーズン出場記録
J2リーグ:0試合0得点
天皇杯:1試合0得点
鈴木選手コメント
自分の夢であるプロサッカー選手になるということが、スクールからユースまで関わってきたこのブラウブリッツ秋田というクラブで叶えることができ、本当にうれしく思います。自分はここまで一人で来ることはできませんでした。支えてくれた家族や友だち、そしてサッカーを教えてくれた監督やコーチには、本当に感謝しています。
まだまだこれからが大事だと思います。ここからがスタートだと思い、頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。
岩瀨浩介代表取締役社長 コメント
当クラブアカデミー生の鈴木陽成が、アカデミーで4人目となるトップチームへの加入が決定しました。
ブラウブリッツ秋田サッカースクールに小学校4年生から通い、そして中学校では当クラブのジュニアユース、そしてユースを経て、トップチームの昇格へとなりました。
まずはクラブを代表して、これまで陽成を大切に育てくださったご両親、そして寺内ブルーウィングスサッカースポーツ少年団の監督・指導者の皆様、クラブのスクールスタッフ、そしてU-15の監督・コーチ、U-18の監督・コーチに私から御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
非常に小柄な体格ではあるものの全くそれをものともせず、ゴールに果敢に、勇敢に積極的に向かう姿勢があります。思い切ったサイドを切り開くドリブル、全てをゴールから逆算した、とにかくゴールに向かう強い姿勢を持った選手です。 そういった部分を買っての今回内定となりました。
私たちの掲げる「AKITA STYLE」という哲学の4つ目に「挑戦」があります。まさに陽成については、こういった小柄な体格にもかかわらず、勇敢・果敢に勇気を持ってゴールに向かう姿勢があり、「AKITA STYLE」を体現できる選手だと強く思っています。
人間的な部分についてはとても真面目な誠実な選手です。印象深かったのは今シーズン5月に2種登録となり、ロアッソ熊本戦でベンチ入りを果たしました。終了間際のアディショナルタイムに、アカデミー卒業の先輩である半田航也選手が同点ゴールを決め、地元の出身選手が同点ゴールを演出したということで、スタジアムはこれまでないほどの盛り上がりをみせました。そういった中で、試合終了後の陽成の表情には、先輩の得点を喜ぶものよりも、プロとして自分がピッチに立てなかった悔しさがありました。プロ選手にとって重要なものは、こういった悔しさをバネに向上心に変える力だと思っています。彼はそれをしっかりと既に18歳のうちから兼ね備えている選手だと、私も確信を持った次第です。
延べ9年間に渡ってブラウブリッツ秋田に関わって昇格をした選手は、過去を考えても初めてのことです。陽成自身がこのクラブに対する思いや、それを超えた秋田に対する思いがあると思っております。
陽成には、たくさんの方々の期待や思いを胸に、誇りを持って逆に今度は子どもたちに夢を与えられるような選手になってもらえればと思います。