2013シーズンから哲学を導入し、2014シーズンに入った。

今シーズンに関しては長々と話はせず、シンプルに、そして大胆に伝えていければと思います。

沖縄キャンプへ2週間行き必要な準備はできたと思う。
Y.S.C.C.横浜は若さ溢れるメンバーで、アグレッシブな姿勢で人数をかけボールを奪いにきた。
我々は、強いメンタリティーが特徴。
複数でボールを保持しながら相手を外しにかかった。その影響で相手はコンパクトにし、我々が向かってくるのを待った。前半に関してはほぼブラウブリッツゲーム。

後半、相手の反撃は見事だった。前半戦にハーフコートゲームと言ってもいいゲーム展開だったが、相手はフレッシュな気持ちを取り戻し戦ってきた。色々な所で苦労した時間もある。
お互いのセットプレーで得点し合い、結果は1-1の勝ち点1を獲得。

チームとしてゲームの入りはよかった。自分達の意図するプレーは表現でていたと思うし、いい汗をかいていた。
ただ、Y.S.C.C.横浜というクラブの意地もある。地元のサポーターの前で全力を尽くさなければならない。
前半戦ほぼゲームを支配し、後半は我々の時間になるはずだった。しかし、よりパワーを持って戦ってくる相手と第1戦に出会えたのは大きい。試合後、選手達は積極的で前向きな会話をしていた。

我々には与那城ジョージがいる。岩瀬浩介がいる。クラブは一つになっている。

今年も、遠くから応援に来てくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。やはりサポーターの力は大きいということを、とても実感しています。

2014年はスタートした。

秋田県民、ファン、サポーターで一つになり、誇りを持って今シーズン共感して行きましょう。

新里 裕之 ゼネラルマネージャー

2003年、ラモス瑠偉氏らと共にFC琉球を創設し、初代監督(選手兼任)に就任。翌年現役引退。
2006年、FC琉球 コーチに就任、2009年にはFC琉球 監督に。元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球スーパーバイザー)とともにチームを指導した。
2012年にブラウブッリッツ秋田 ヘッドコーチとなり、横山雄次監督を支えた。
2013年よりブラウブリッツ秋田 ゼネラルマネージャに就任。

1980年8月29日生まれ、沖縄県出身。