ホームゲーム最終戦、その日は思い出深い一日になった。

試合前からたくさんのサポーターやファンの皆さんが、続々と会場入りする。
スタジアムもいい雰囲気になり、試合が始まった。

前半から積極的に攻撃し、積極的に守備し、奪いにかかった我々に対して、相手チームは前からボールを奪いにきたが、ボールは相手の横を通って外れていく。
トレーニングの成果が大きく出始めた。

前半22分、平井の突破から三好へパスし、ミドルシュートで先制。

見事であった。

33分に同点にされたものの、53分には松田の100ゴールで逆転した。

色んな要素が浮上し、松田に集まったそれをきっちりと決めた。
試合は2-1でホーム最終戦は勝ち点3を獲得した。

試合が終わり、たくさんのサポーターからの声援にとても感動を覚えた。
これこそ、秋田らしさだと思う。

色々な日々をチームは過ごし、徐々に熟成してきた。
これからも、クラブは成長していくことは間違いない。

ラスト1ゲーム、全てを出し切ること。

来季につながる素晴らしいゲームができると信じている。

秋田の皆さん、共に戦いましょう。

新里 裕之 ゼネラルマネージャー

2003年、ラモス瑠偉氏らと共にFC琉球を創設し、初代監督(選手兼任)に就任。翌年現役引退。
2006年、FC琉球 コーチに就任、2009年にはFC琉球 監督に。元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(現・FC琉球スーパーバイザー)とともにチームを指導した。
2012年にブラウブッリッツ秋田 ヘッドコーチとなり、横山雄次監督を支えた。
2013年よりブラウブリッツ秋田 ゼネラルマネージャに就任。

1980年8月29日生まれ、沖縄県出身。