前回対戦時は藤枝MYFCに3-0で勝ちました。セレッソ大阪U-23戦でもそうだったのですが、2回目当たるときは全く参考にならない。それぐらい強かったですし、難しいゲームでした。なかなか1点を取ることができず、逆に藤枝MYFCにいくつかのチャンスを決められた、苦しいゲームでした。ただ、選手たちは最後まで諦めることなく一生懸命戦ってくれました。あと1試合、下を向かずに、まだまだ優勝の可能性が少しでもあるのであれば、そこに賭けて僕たちは変わらず進んでいきます。

質疑応答

セカンドボールをしっかり奪え、球際もよかった。決めるところを決められなかったというのが勝負を分けたのか？

おっしゃるとおりだと思います。選手を一人欠くことで攻撃のバリエーションの厚みが出せなかった。その中でもいくつか決められるチャンスがありつつも決めきれなかったことが大きいと思います。お互いがディフェンスに5枚選手を置くチームです。守備をしっかりした堅いゲームにはなるだろう、勝負を分けるのはちょっとしたチャンスだろうと思っていました。その点で藤枝MYFCに前に出られたというところが、勝負が決まった要因だと思います。

後半開始前に山田尚幸に何か声を掛けていた。何を伝えたのか？

前半は我々のゲームで試合が展開したと思っています。相手の良さをあまり出させずに進められたと思っています。後半、仮に0-0で時間が経っていったときにオープンなゲーム展開になって、大胆な殴り合いになってしまうと相手がとても得意な内容となってしまうので、そうならないようしっかり全体をコンパクトにして欲しいという話をしました。

失点について右サイドから崩された印象がある。失点をどう反省しているか？

それほど大きな問題は感じていません。前半、守備は非常に上手くいっていました。後半ちょっとしたアンラッキーが重なったというところもあると思います。ポストに当たったり、コントロールで少しミスが出たり、相手選手はオフサイドラインにいたのだけれども我々の選手がプレーしたということでオフサイドにはならなかったり。そんな食い違いが3失点に繋がったっという意味では、3点取られたことについて、ディフェンスが何かまずいと感じてはいないです。セレッソ大阪U-23の時もそうでしたが、勝たなければならず点を取りに行く中で、1-0が2-0になり、3-0になったというだけで、ディフェンスに大きな問題があったとは思っていません。

試合終了後、選手たちに何を伝えたのか？

あと1試合で今シーズンが終わる。秋田に戻るが、しっかり次のことを考えて、下を向かず、その1試合に全部の力を出せる準備をしていこう。最後しっかり自分たちらしいサッカーをしようという話をしました。

最終戦、また優勝への意気込み・メッセージを。

今日もたくさんのサポーターが秋田から来てくださいました。サポーターも最後まで諦めていなかった、我々選手も最後まで諦めていなかった。サポーターの方々、秋田の皆さん、選手の家族たち、色々な方が我々を支えてくれて僕らはサッカーができているのだと思います。ですから、そういう思いに応える。そのために最終戦全力を出さなければならないと思っています。そんな思いで戦いたいと思います。