2016シーズン、ブラウブリッツ秋田応援女子マネージャーを務めていただいた荒川理奈さんからのメッセージを掲載いたします。

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ブラウブリッツ秋田応援女子マネージャーの荒川理奈です。ご存知の方もいると思いますが、今シーズン限りで応援女子マネージャーを卒業する事になりました。

これまでサポーターの方をはじめ、多くの秋田の皆さんに支えられ1年間活動を続けてきました。その感謝の気持ちを込めてコメントさせていただきます。

最初にサポーターの方と顔を合わせたのはリーグ開幕福島ユナイテッドFC戦のアウェイバスツアーでした。

多分「なんだこの子??」と思われた方は沢山いたと思います(笑)。その時は、私自身クラブの初めての試みをうまくこなせる自信がありませんでした。

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しかし、ブラウブリッツ秋田サポーターは温かいアットホームな空気の人達なのだとこの時すぐに感じました。バスで隣席になった方とサッカー話で盛り上がり、私の知らないブラウブリッツ秋田のエピソードを話していただいたり、ゲームで盛り上がり、バスが到着した後も後方席の方がわざわざ話し掛けに来てくださったり。

試合は1-1の引き分けでしたが、バスが秋田に到着する事には、また来週が楽しみだなぁという気持ちで溢れていました。

そこから私の毎週日曜日は「1週間で一番待ち遠しい日」になりました。

応援女子マネージャーの役目の一つに「ブラウブリッツ秋田の魅力を見つけ、それを発信する」ということがあります。はじめの方のホームゲームでは、私は携帯を片手にあきぎんスタジアムを取材する記者のような気分で歩き回り始めました。

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1年間で上手くその魅力を見つけ出し、十分発信出来たか?と問われたら、素直にYESと言えるかは正直わかりません。

しかし、1年間毎試合観ていて感じたことは、ブラウブリッツ秋田サポーターの暖かさ、選手の内なる強さ、フロントスタッフたちの隠れた努力、監督の秋田を想う強い気持ちなど、それぞれの”熱い想い”です。

選手の皆さん、1年間秋田の為に体を張って闘ってくれて本当にありがとうございました。秋田の為に闘う皆さんをいつも誇らしく思っていました。

私は水曜日の練習をたまに見に行っていました。授業をサボっていたわけではないです(笑)。練習は試合では見られない選手の姿が良く見えるのです。選手間の掛け声、監督の指示、試合では見られない多くのブラウブリッツ秋田が見えます。個人的には畠中選手が練習中はよくコーナーキックを蹴っていたのを覚えていたので、最終戦でコーナーキックを蹴っていた時等はにやついてしまいました(笑)。

皆さんには試合だけでなく練習も楽しませて貰いました。試合だけでなく、練習もより多くの方に見ていただきたいですね。

間瀬監督、いつも感動をありがとうございました!間瀬監督とは会話する機会がなかなか無かったのですが、影で崇拝していました(笑)。

話で人を引きつける魅力がある方という印象で、試合後の監督会見で力強い秋田への思いを聞く度に、いつも思うことがありました。

それは監督の作り出す「ブラウブリッツ秋田」の強さを、私が確実に発信していかないといけないという意識の気持ち。間瀬監督が就任しているシーズンに応援女子マネージャーという立場で活動ができて本当に光栄だったと思います。

フロントスタッフの皆さん、1年ずっと支えてくださりありがとうございました。

まずは応援女子マネージャーという役を与えてくださった岩瀬社長。本当に感謝しかありません。フロントスタッフの皆さんはいつも私の活動に気にかけてくれ、活動がより良いものになる為に知恵を絞ってくださいました。それと同時に、Jリーグの試合の運営する大変さを皆さんから学びました。皆さんの日々のきめ細かい対応、毎日の努力があったからこそ、私たちは試合を楽しめるているのだ、と感じることができました。

ブラウブリッツ秋田サポーターの皆さん、いつも笑顔で迎えてくれてありがとうございました!サポーターの方は本当に人想い。毎回アウェイに出向きその時のお土産をくださる方もいれば、私が間違ったことをしていた時、率直に「それは違うよ」と言ってくださった方もいます。それは私のこともブラウブリッツ秋田のことも真剣に考えているからこその言葉だったと思います。

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お揃いのブラウブリッツアクセサリーをくださった方、水曜日の紅白戦・練習試合を見ながらブラウブリッツ秋田の事を熱く語ってくださった方、一緒にアウェイ応援に行った方、「あらりなちゃーん」と毎試合声をかけてくれる方、1人1人のサポーターさんの顔を思い出すと、卒業という言葉から目を背けたくなります。また来週、あの秋田の笑顔に会えるんじゃないかなぁと思えてしまう。本当に辛いです。勝っても負けても毎週日曜日が楽しみだった一番の理由は、サポーターさんといるのが楽しかったからだと思います。

来年からは東京という新たな土地で一社会人として生きていきます。不安しかないです。

辛いことがあっても、ブラウブリッツ秋田の思い出を胸に、どんな事も前向きに捉え精進していきたいと思います。

活動の中には至らない点、沢山あったと思います。

それでも私を受け入れてくれ支えて下さった全ての秋田の人に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

あきぎんスタジアムに帰ってきた時笑顔で迎えてくださったら嬉しいです!そのときも「あらりな」って呼んでくれたら嬉しいです!

これからも東京からずっとブラウブリッツ秋田を応援し続けます。1年間、応援女子マネージャーとしてブラウブリッツ秋田に関われて私は幸せ者でした。

選手、監督、コーチの皆さん、スポンサー様、サポーターの皆さん、フロントスタッフの皆さん、私に関わって下さった全ての秋田の皆さん、本当にありがとうございました!

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