私たちブラウブリッツ秋田は発足4シーズン目を迎え第一目標でもあった「Jリーグ準加盟登録」を今年2月に果たすことが出来ました。

J3発足が確定する前段階から、J2入りを目指しようやくJ準加盟を果たした私たちではありましたが、J2入りするにはたくさんの課題が山積しているのも事実でありました。

平均観客動員数3,000人、J2規格の10,000人以上のスタジアム、経営の改善などなど様々な課題を乗り越えるためにも来期から始まるJ3の発足は私たちにとって大きな追い風となるものと思っています。

そして、9月にJ3のクラブライセンスを取得し来期からのJ3参入がぐっと近づいて来ております。

先日のJリーグ大東チェアマンが来秋した際も温かい言葉を頂きました。
報道等ではブラウブリッツ秋田のJ3参入は確実視されておりますが、まだ確定したわけではないと私は感じております。
全国各クラブが最後の最後まで努力を続け勝ち取ろうと必死に尽力しています。

石橋をたたいて渡るタイプの私ではございませんが、これは私個人の問題ではありません。クラブとしてファン・サポーターの皆様とともにやるべきことは全て行った上で11月の理事会を待ちたいと思っております。

そこで、いつも応援頂いている皆様に今一度のお願いがございます。J3参入に向け今から出来ることをお願いできればと思います。

①今年の平均観客動員数目標1,800名を達成すること
現在ブラウブリッツ秋田の平均観客動員数は1,719名です。これを達成するためには次節にかほと西目で1,500名ずつ、最終戦の八橋球技場で5,000名で1,886名の平均観客動員数となります。

②チームの順位を一つでもあげること
本日の試合(10/20)を終了し現在6位となっております。1位から6位までJ準加盟チームとなっています。
J3を確実にするためにも一つでもランクアップしたいと考えています。私も元選手でした。皆様の応援が何よりもの力になります。
会場で声援を頂ければと思っています。

この2点をクリアすればJ3参入は確実なものになると思っています。

2007年に初代Jリーグチェアマンで現在日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏が秋田に訪れた際に「私が生きている間に秋田にJリーグクラブが出来ることはないでしょう」と言ったあの日を私は今でも鮮明に覚えています。

あれから6年の月日が経ちましたが、火種をつけるために言って頂いたあの一言が実現するときが今まさに訪れようとしています。

是非とも皆様と共にJ3参入を実現させたいと思っています。そして、歴史に残るブラウブリッツ秋田のJFL最終戦にしましょう!

秋田フットボールクラブ株式会社 取締役社長 岩瀬浩介