1月13日(日)、イオンモール秋田セントラルコートにて「2019シーズン新体制発表記者会見」を行いました。

新加入のFW13林容平選手は都合により欠席となりましたが、新加入選手14名が出席しました。

会見内容

株式会社ブラウブリッツ秋田 代表取締役社長兼強化部長 岩瀬 浩介

皆さんこんにちは。
まずはブラウブリッツ秋田新体制発表記者会見にこのように多くのファン・サポーターの方々、ならびにメディアの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。またイオンモール秋田様にこちらの会場を使わせていただくことに多大なるご協力をいただいておりますことをこの場を借りてお礼申し上げます。

そして今シーズンもこうして無事にこの瞬間を迎えられたことに対し、株主ならびにスポンサーの皆様をはじめ、本日お集まりのファン・サポーターの方々に対し、改めて感謝を申し上げたいと思います。

昨シーズンを振り返りますと、私たちにとっても県民の皆様にとっても非常に悔しいシーズンとなりました。今私自身が「県民の皆様にとっても」と話しましたが、昨年これまで以上に「今季は残念だったね」「この間は残念だったね」とお声掛けをいただく機会が本当に多くなりました。これは我々クラブがJ2ライセンスを取得し、いよいよJ3からJ2昇格が出来るという県民の皆様の期待の表れではないかと感じております。

今申し上げたように、クラブとして初めてJ2昇格に必要なJ2クラブライセンスを取得することが出来ました。
このJ2ライセンス取得は我々にとっても秋田にとっても非常に価値のあることだと思っています。

昨年、金足農業高校野球部の活躍に引き続き、年明け早々に秋田商業高校サッカー部が躍進を見せてくれました。
また、雄物川高校バレーボール部もベスト8入りをして県内を非常に盛り上げてくれました。
ここで皆様にぜひ想像していただきたいですけれども、例えばプロ野球の球団が秋田にあったと仮定し、金足農業高校の吉田輝星投手が秋田の球団に入団が決まったとすればこれからの皆様の楽しみ、応援のやりがいももっともっと違うもので増えるものではないかと思っています。いわゆるJリーグクラブやプロスポーツクラブの存在は秋田の子どもたちが秋田で自分の夢を叶えられることになると思います。秋田県は人口減少、若者離れ、様々な社会問題が山積していますが、J2ライセンスの取得はそうした課題解決に希望を見出せるものだと思っております。

続いてこの場で毎年、メディアの皆様から目指すサッカーのスタイルはという質問を受けておりますが、クラブが目指すサッカーのスタイル、軸にはなにも変わりはありません。ただ、これまでは「アグレッシブで観ている人がワクワクするような躍動感溢れるサッカー」と少し抽象的なものではありました。それを今季から皆様にもしっかりと分かりやすく言葉で表現したいと思っています。

我々は「全ては秋田のために」を大前提に活動しております。
秋田で活動する以上、私たちは秋田の文化と歴史を重んじるとともに、県民の皆様と一緒になって戦って参りたいと思っております。それを「秋田スタイル」と表現します。

秋田スタイルとはまず1つ目に秋田の勤勉さ。
これを我々はピッチでフェアプレーの精神と誠実さをもって戦いたいと思っています。
子どもたちに夢を与えるプロスポーツ選手として、ピッチ内外におけるフェアプレーの精神と誠実さをモットーに取り組むことを約束いたします。

2つ目に冬の寒さを耐えしのぐ忍耐。
それを粘り強く強固な守備としてピッチ上で表現したいと思います。
12月から3月までの長い期間は降りしきる雪や暴風雪で非常に寒さが厳しいです。
それを耐えしのぐ我慢強さを思い浮かべるように、攻め込まれる時間帯もしっかりと耐えしのぐ粘り強い守備を見せたいというふうに思います。

3つ目に夏の秋田の風物詩である魅力的な祭りが県内各地で躍動する秋田。
それをわれわれはピッチ上で表現し、縦横無尽で多彩な攻撃でスタジアムへ来ていただいた皆様を魅了していきたいと思っています。まるで冬の我慢を爆発させるかの如く、県内各地ではお祭りがたくさん開催され、盛り上がっているかのようにブラウブリッツ秋田のサッカーは多彩な攻撃を仕掛け、観ている人たちがワクワクするような躍動感あふれるサッカーを展開し、90分通して走り続けます。

そして最後に消極的・引っ込み思案と言われる県民性。
いや、そうではない。挑戦し続ける姿を我々は県民の皆様とともにピッチ上で表現したいと思っています。
果敢にゴールを目指し、前へ前へチャレンジし続けるアグレッシブな姿をピッチ上で表現します。

この秋田スタイルをベースに戦い、皆様には我々の試合を観て、笑顔になり、幸せを感じていただくことが出来ればと思っております。これは昨年も申し上げましたが、そのためにもここにいる選手、フロントスタッフも含め、毎日毎日喜びを感じて充実した日々を過ごすことが非常に重要だと思っています。そうした中で選手たちの幸せが集結したときこそ、このチームの幸せ、結果の部分に繋がってくるのではないかと思います。そして、チームの幸せが何よりもここにいるファン・サポーター・来場者・テレビを観ている方々・応援していただいている方々の幸せに繋がり、それが広がっていくことで我々の最大目標である「秋田の笑顔と元気の創出」に繋がるはずです。

続いてクラブの今シーズンの目標についてご説明いたします。
ずばり目標はひとつ「J2昇格」です。昨シーズン編成を行ったときは、2018シーズンはJ2ライセンスが取れるという形で編成を行いました。その当時感じておりましたが、僕らがライセンスを持っていれば怖いものなしというまでではないものの、もっともっと良い選手が獲得できるのではないかなと感じておりました。今シーズンの編成はおかげさまでJ2センスを持った状態で出来ております。全ての準備が整ったなかで我々の至上命題はJ2昇格、これに尽きます。その昇格に欠かせないのは、紛れもなく戦力です。今回編成する上で、昨シーズンの得点力不足の課題解決を1番に考えました。チーム力を上げるために大切な技術、鍛錬、フィジカル、インテリジェンスの高さ、飛び抜けた特長、また選手としての向上心、そういったものを今までの選手以上に兼ね備えた選手たちが今日ここにおります。

また、毎年23、24人でスタートしておりましたが昨シーズン終盤は特に怪我人が増え、選手層の薄さが悔しい結果に繋がった部分は否めないと感じております。そうした中で、今シーズンは27人の選手でスタートいたします。そうすることでチーム内の競争力が高まると思っておりますし、さらには現場スタッフも1人増やし、より勝利の確率を高められる体制を取っております。最後に強化部としてこの編成をする上で、新たなポリシーを加えたのも事実でございます。それは契約更新した選手も含めてです。どういうものかといいますと、今季に懸ける思いや覚悟、決意を持った選手たちを集めました。
例えば更新した選手の中にはこれまで長きにわたってブラウブリッツ秋田に在籍し、成長した選手が多くいます。そうした選手たちは実際、J2のカテゴリーを経験していません。年齢的にもJ2に挑戦する最後のシーズンと思って臨んでくれる選手だと思っています。

そして、今回招集した選手の中にはビッグクラブのアカデミーで育ち、トップチームに昇格を果たした選手が多くいます。しかしながらJ2で戦えるような選手にまでは至らず、厳しい表現になりますがJ1のプレーヤーでは難しいと判断された選手もいます。こうした選手は今シーズン、自分が活躍することで今後の自身のサッカー人生が大きく飛躍するという決意と覚悟を持っています。昨シーズンはJ1のカテゴリーで活動していた選手、またはJ2で優勝し、J1への昇格を果たしたクラブに在籍した選手もいます。しかしながらそのままクラブに在籍することが出来ず、悔しい思いをしながらも、厳しい覚悟をもってブラウブリッツ秋田に来てくれた選手もおります。そうした各々が強い覚悟と決意のもとで秋田に来てくれております。

皆様からすると15人の新加入選手が加わり、1年で結果を出すことが出来るのかと心配される方も多くいらっしゃると思いますが、今申し上げたとおり、今季に懸ける選手らの「絶対に結果を出さなければいけない」という思いがあれば「1つになろう」「早く結果を出すために戦術を理解しなければいけない」という意識が強く強く高まると思っています。私の経験からしてもそうしたものが多ければ多いほど、良いチームに仕上がると思っておりますし、必ず結果が出せると強く思っています。

選手たちの特長については、このあとの質疑応答や自己紹介などでご紹介したいと思います。
また、練習取材などで広めていただければと思います。

最後に我々は今シーズン、J2に昇格するシーズンと位置づけ監督はじめスタッフ、選手、フロントスタッフ、アカデミースタッフ、またアカデミーの選手たち、そしてご支援ご協力いただいているスポンサー、何よりも応援いただいているファン・サポーター、県民の皆様とともに一緒となってJ2昇格を成し遂げたいと思います。

2019シーズンも熱い応援をよろしくお願いいたします。

間瀬 秀一 監督

皆さん、こんにちは!
J2昇格をシーズンスタートから目指すブラウブリッツ秋田。
この大切なシーズンの指揮を任せていただいたことに対しまず光栄に感じ、そして感謝をしています。

今その中で大きな喜びとともに、今までにない責任感とモチベーションを感じています。
昨年のシーズンが終わり、引き続き2019年のシーズンの指揮を任せていただいた瞬間から、私の中ではJ2昇格をすることからの逆算でありとあらゆる準備をしてきました。

まずコーチングスタッフの部分ですけど、以前同様に浜岡コーチ、太田ゴールキーパーコーチの2名に加え、新たにマネージャーを招聘しました。そして新たなマネージャーを招聘したことにより、今までマネージャー兼コーチだった佐藤博志を新たな専任コーチとし、そしてさらにユースの監督だった熊林親吾を兼任でトップチームのコーチとして来てもらうことになりました。

私自身は1人1人の選手をいかに大切にするかが勝負の決め手となると思っています。
この現場のスタッフが2人増えたことによって、間違いのない選手へのアプローチが出来ると思っています。
そして間違いなくピッチ上でプレーをするのは選手たちです。今季は15人の新加入選手が加わりました。そのうち9人はJ1、J2の上のカテゴリーからの選手です。そして、残り6人中2人はJ3で間違いのない結果を出した選手。あとの4人は期待枠です。個の能力として私は実績も残していない、そして大卒から加わった4人の選手にも私は大いに期待をしています。

J2を勝ち取るのは私1人の力では叶いません。
実際にピッチ上でプレーする選手たち、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、そしてさらに1大きな力を与えてくれるのはサポーター、秋田県民の皆さんであると思っています。全員の力で「全員力」で今シーズンJ2昇格を勝ち取りましょう。よろしくお願いします!

新加入選手 自己紹介

GK1 渡辺 泰広


こんにちは、初めまして。
アルビレックス新潟から来ました渡辺泰広です。
ポジションはゴールキーパーで出身が新潟なので、寒さや雪には強いので、そういった面では心配していません。
私の特長であるシュートストップや攻撃の第1歩となるフィードの部分を生かして、チームの目標であるJ2昇格へ向けて全力で邁進してまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

GK23 小池 大喜


皆さん、こんにちは。
初めまして。東洋大学から来ました小池大喜です。
この秋田の地、ブラウブリッツ秋田というチームでプロとしての第1歩を踏み出せることを嬉しく、光栄に思います。
先ほど社長や監督からありましたように今年のチームの目標であるJ2昇格に自分の持てる力を出し切りチームに貢献したいと思いますのでファン・サポーターの皆様、応援よろしくお願いいたします。

DF3 中島 大貴


こんにちは。カマタマーレ讃岐から加入しました、中島大貴です。
チームの目標がはっきりしているので、目標達成のために自分が持っている力全てを出し切ります。応援よろしくお願いします。

DF31 田中 雄大


こんにちは。明けましておめでとうございます。
北海道コンサドーレ札幌から来ました、田中雄大です。
今年からよろしくお願いいたします。僕は昨年おととしと札幌にいたので、札幌に比べれば秋田は暖かいです。J1チームから来たということで、悔しいシーズンとなったのですが、秋田に呼んでもらい本当に感謝しています。監督、コーチ、スタッフ、ピッチでプレーする選手はもちろんですが、ファン・サポーター、ブラウブリッツ秋田に関わる皆さんと一体感をもってJ2昇格を目指したいと思います。
今シーズン、一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします。

MF4 渡部 大樹


皆さんこんにちは。
初めましてではない方もいますが、大阪産業大学から来ました渡部大樹です。ブラウブリッツ秋田という素晴らしいチームでプレー出来ることに感謝していますし、絶対J2へ昇格するという覚悟を持って秋田へ来ました。その感謝の気持ちと覚悟をピッチで表現したいと思いますのでよろしくお願いします。

MF14 堀 研太


こんにちは。横浜F・マリノスから来ました堀研太です。
あだ名は「ほりけん」なので覚えやすいと思います。
秋田に来て1番最初に「へば」という言葉を覚えました。練習終わったときは「へ!、ばっ!」と言って終わります。
サッカーのことでは監督の戦術を早く理解して、自分の特長であるドリブルからシュートを見せていければと思います。
この秋田という地に笑顔を送りたいと思うので精一杯頑張ります。

MF22 沖野 将基


こんにちは。セレッソ大阪から来ました沖野将基です。
J2昇格へ向けて覚悟と責任を持って頑張ります。
応援よろしくお願いします。

MF26 垣根 拓也


こんにちは。藤枝MYFCから加入しました垣根拓也です。
このブラウブリッツ秋田の一員として今この場で挨拶させていただいていることを本当に感謝していますし、本当に光栄に思っています。チームの目標であるJ2昇格へ向けて自分の持っているものを全て出し、全身全霊でプレーしますので1年間一緒に戦いましょう。
よろしくお願いします。

MF39 小谷 光毅


こんにちは。グルージャ盛岡から来ました小谷光毅です。
チームの目標そして皆さんの期待することはJ2昇格このひとつだと思います。それを皆さんと一緒に成し遂げるためにここに来ました。共に1年間戦い抜き、J2昇格しましょう。
よろしくお願いします。

FW8 和田 昌士


皆さんこんにちは。横浜F・マリノスから来ました和田昌士です。
J2昇格のために自分が持っている力全てを捧げたいと思います。
1年間よろしくお願いします。

FW16 藤沼 拓夢


こんにちは。大宮アルディージャから来ました藤沼拓夢です。
J2昇格を絶対条件で1年間全力で戦いたいと思います。
応援よろしくお願いします。

FW18 北脇 健慈


こんにちは。Y.S.C.C.横浜から来ました北脇健慈です。
今年はチームの目標であるJ2昇格そして、J3優勝を目指して自分は前線のポジションなので、しっかり得点にこだわってチームに貢献出来るように頑張ります。
皆さんと熱く戦いますので、今年1年間よろしくお願いします。

FW25 北原 大奨


こんにちは。Y.S.C.C.横浜から来ました北原大奨です。
J2昇格へ向けて自分の特長を出し、全力でプレーしたいと思います。よろしくお願いします。

FW27 坪井 清志郎


こんにちは。徳島ヴォルティスから来ました坪井清志郎です。
僕はフォワードなのでしっかり得点を取ってチームがJ2昇格出来るように精一杯頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。